リサイタル

先週の土曜日、親友のソプラノ歌手のリサイタルに行ってきました。

身内の演奏会は、どうしても、応援する気持ちが強くなって、
力を入れて聴いてしまいます。
そして、様々な思いが脳裏をかすめ、
何度も何度も、目頭が熱くなったりするものです。



音大付属高校時代、
体が弱かった彼女の出席日数が足りなくなるのを心配して、
週に何度も、下宿先まで迎えに行ったこと。

そのときから、彼女の歌に惚れていて、
自分から「伴奏やらせて!」と言ったこと。

彼女の実技試験のときに、前奏の調が分からなくなり、
違う調で弾き始め、彼女を困惑リラックスさせたこと。

そのお陰で(?)彼女は成績優秀者に選ばれ、優秀者演奏会で、
初めて客席2000人級のホールで、伴奏ピアノを弾いたこと。



小さなお子さん2人を育てながら、
練習時間の確保も、体調管理も、大変だっただろうし、
本人としては、いろいろあったのでしょう。
がんばったからいい、のレベルで満足できないのは、
より完璧を目指す演奏家なら誰でも思うこと。
でも、私にとっても、あの会場にいたほとんどすべてのお客様にとっても、
忘れられない、素晴らしいリサイタルであったことに、違いはありません。

ずーっとずーっと、彼女の歌が大好きです。
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by cembalonko | 2006-03-07 23:27 | 音楽 | Comments(2)

Commented by MIAU at 2006-03-08 11:43 x
読んでいるこちらまで目頭が熱くなってきました・・・
Commented by ビケ♪ at 2006-03-09 09:02 x
そういう人が、常連さんで、数名はいるかな、と思ってました・・・