今週はバタバタ

毎日違う公演のリハーサルが続いています。
自転車操業です。集中力勝負です。
練習している演目のうち、バロック音楽率は40%くらい。
私はいったい何屋? がんばりますっ!

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

3月に共演する、前世が侍だったらしいフルートの上野由恵さんと、
武術のお話になりました。

その昔、武術で使っていた呼吸法で「密息(みっそく)」っていうのが
あるらしいんです。
息を吸ったり吐いたりする時、「吸う」から「吐く」に移るときが、
ありっ!」のになるんだそうです。
「密息」を習得すると、その「吸う」「吐く」の継ぎ目がなくなる(?)
というより、相手にその継ぎ目を悟られなくなるそうなのです。
日本の楽器、例えば尺八奏者は、この「密息」を使っているそうです。

上野さんも、それ、出来ているんだそうです! 
さすが、前世が侍だけのことはあります! いいなぁ~~~ 
鍵盤楽器は関係ないじゃない?、とお思いかも知れませんが、
音楽をする上で、どんな楽器を弾いていても、呼吸は大事。

別の話で、かの大フルーティスト、オーレル・ニコレは、
「丹田」という言葉は知らなかったでしょうが、
「おなかの中にコインがぷかぷか浮いている」っていう表現を使っていたのですって。
学生時代に、よく彼のCDを聴いて勉強しましたが、
他の奏者(ランパルとかゴールウェイとか)とは明らかに違う「何か」を感じていました。
「何か」はわからないけれど・・・ 
音色の向こうに見える大きさの違い、とでも言ったらいいか・・・

アメリカにいた頃に、
日本の精神文化の信望者に、たくさん出会ったけれど、
その時は、彼らが何を有難がっていたのか、全く分かっていませんでした。
日本人でありながら、私は
そんな「日本の宝」に触れる機会がなかった・・・
今振り返ると、恥ずかしいです。

でも、日本に帰ってきて、
華道でも書道でも茶道でもなく、「武道」が
私にとって、そういうものに触れる第一歩となりました。
遅かったけれど、機会がやってきて良かったと思います。
だからもう少し、何か確かなものを掴めるまで、稽古できたらいいな。
別に、人を投げ飛ばせなくってもいいんです。
それはそれで楽しいでしょうけど! ^^ 誰か練習台になって!
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by cembalonko | 2010-02-03 23:51 | 古武道 | Comments(0)