謝りたくなる心理

私の生徒さんは、大人の方が多いのですが、
レッスンであまりよく弾けない時、謝られるのが不思議でした。

先生としてのお仕事は、
その方が弾きにくいところを少しでも弾きやすくすることや、
よりきれいな音・より流れの良い音楽を作っていくことを
お手伝いすることだと思っています。
すぐにできなくても、少しずつ進歩していって下さればよいと思っています。
だから、私に謝って下さる必要はまったくないのですよ!

ところが・・・
私も自分で習い事をして、その「謝りたい」気持ち、少し分かるようになりました。

大人になると、その筋のエキスパートから見たら
自分のしていることが、どれだけ無様に見えるか、ということが想像できてしまいます。
時に、それが取り越し苦労であっても、
こんな無様な自分を見せてしまったことに対して、
すみませーん・・・」という気持ちになるんですね。

いやー、昨日の柔術の稽古では、
短刀の型を師範に受けていただいたのですが、
無様でしたねー 人前に出て頭の中が真っ白になったのは久しぶり。

柔術の師範は、もう誰も追いつけないところにいるのに、
毎日厳しく技を磨いていらっしゃいます。
だから、私がしていたみたいな、
崩れた「型」なんて、見るのもいや、ということもあるかも知れない、と思うと・・・

・・・すみませーん、もっとがんばりまーす・・・(涙)

私の習い事=古武術の、行き着く先はまったく見えないですが、
道のりがまだまだ遠いってことだけは確か。
でも、どこに連れて行かれるのか、楽しみではあります☆
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by cembalonko | 2010-02-21 23:47 | 古武道 | Comments(4)

Commented by 生徒A at 2010-02-22 13:46 x
これはわたしのことだぁぁ!
生徒Bも生徒Cも除外。

その方が弾きにくいところを少しでも弾きやすくすることや、
よりきれいな音・より流れの良い音楽を作っていくことを
お手伝いすること
・・・そう、それがよく解っているから謝っちまう。
一生懸命教えてくださるのに応えられなくて恐縮って感じで。
あと、作曲家さんに対しても含んでいます。
こんな下手っぴさんに弾かれてごめんよ。って感じで。

むふ。

Commented by cembalonko at 2010-02-24 14:29
お返事遅くなってごめんなさい!
いや、だから、謝らなくっていいんですよ~!
それぞれ、上達するペースがあるから、
すぐに応えられなくてもいいのです。
(そんなにすぐにできちゃったら、先生いらないでしょ?)

・・・と、先生的には思うのですが、生徒Aさんのお気持ちも、
わかるようになりました・・・

ゆっくりがんばりましょうねー、お互いに。
Commented at 2010-02-25 00:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cembalonko at 2010-02-25 23:17
へぇ~!とても腑に落ちたコメント、ありがとうございました。
教える側と教わる側の距離の問題もあるかと思いましたが、
それは、dependenceの深さと関わっていると言い換えられますね。