ヴィヴァルディの職場にあった!赤ちゃんポスト

チェンバロ・バロック音楽講座、第2回が終わりました!
今日も、お天気が悪く足もとも悪い中、
いらして下さった皆様方に感謝しつつ、
楽し~く、お話と演奏をすることが出来ました。
みなさま、ありがとうございます!

終わりの時間になった時、受講者のお一人が
「えー!?もう終わりなんですか?あっという間だったー」
と言って下さったのが、なんとも嬉しくて♪ 最高の褒め言葉です♪ 感涙♪

さて、今日の講座で話し忘れちゃったことなんですが、
ヴィヴァルディはぜんそくのため、司祭職を辞した後、
ピエタ女子養育院(教会付きの孤児院です)の
ヴァイオリンの先生となる訳ですが、
その、ピエタ女子養育院には、なんと、赤ちゃんポストがあったんです。

ピエタ女子養育院について 
(Michael Talbot ヴィヴァルディ宗教曲全集ブックレットより)
It was a home for foundlings-children abandoned shortly after birth
by their parents and deposited anonymously
in a specially constructed niche in the wall.

ベネチアは、非常に風紀が乱れていて、運河沿いに娼婦の捨子が多く放置されていた、
という状況があったのですが、
幸いなことに、当時のお金持ちには、スズメの涙ほどかもしれませんが、
良心、というより、キリスト教的な、「富を持つことに対する罪悪感」があった。
そこで、このような孤児院には、常に多額の寄付が寄せられ、
たくさんの子どもを育てることができたそうです。

もしかしたら、グランドツアーで訪れた時に「身に覚えのある」貴族からの寄付も、
多かったのかも?

こーんな裏話ばっかり拾っているのは、
バロック時代の作曲家の側にいる気分を味わいたいからなのではないかなー・・・
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by cembalonko | 2010-10-21 22:16 | 日々のいろいろ | Comments(0)