やっぱりヘタレだった私。

今日、風流楽(ふる~ら)震災チャリティーコンサートが、
沢山のお客様に囲まれて、無事終了いたしました。

知り合いのお客様に、
「こんな時期なのに・・・すみません・・・」と言うと、
「こんな時期だからこそ!楽しみにして来ました!」というお答え。
勇気を頂きました。

*****

一昨日、語りの野田さんより、
「始まる前に、お客様と震災を受けたことに対する思いを
共有する時間を持ちたい」との提案があり、
急遽、チェンバロのソロ曲で、黙想の時間を作ることになりました。

私の選曲は、フローベルガーの「フェルディナンド4世の悲しい死に寄せる哀歌」。

*****

今日、野田さんは、黒いリボンを蝶結びにしたブローチを3人分、作ってきてくれました。
3人でその黒いリボンをつけ、舞台に出ました。
コンサート開始のあいさつに続いて、
私は、フローベルガーを弾き始めました。
中盤の少し激しい部分からまた、追悼の静けさに戻るところあたりから、
不覚にも、涙が出てきてしまいました。
そして、最後のハ長調の音階で、天国へ安らかに昇って行く祈りの部分では、
鍵盤がかすんで見えなくなり・・・

舞台袖に戻ってきてからも、止まらぬ涙との格闘・・・

次の演奏曲「春の日の花と輝く」までに、
気持ちを切り替えなければ、とあせっていた最中、
鼻水で、鼻の下のファンデーションがとれてしまったことは秘密です・・・(笑)

自分が本番でこんな感情になるなんて初めてでした。
私は気がつかなかったのですが、客席でも泣いていた方がいらしたとのこと。

*****

でも、今日の本番、開催出来て、本当に良かった。
神様、私にチェンバロを弾かせてくれてありがとう。
素直に、そんな気持ちにさせられた、私にとっても特別な特別な日になりました。

いつも応援して下さる皆様方、ありがとうございます。
そして今日、思い立っていらして下さった、たくさんの皆様方、
本当にありがとうございます。

3日も頑張ります!
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by cembalonko | 2011-03-30 22:06 | コンサート報告 | Comments(2)

Commented by 和みの風 at 2011-03-31 16:45 x
コンサート、お疲れ様でした。
演奏、とてもよかったですよ。
黙想のための曲を、直前にも関わらず
すぐに決めてくださって、凄い!

気持ちが伝わりましたからね。(^^)
とてもいい時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。

夫にも報告しておきます。。。
Commented by cembalonko at 2011-04-01 13:53
お疲れさまでした。
終わった後、精神的にどっと疲れていたのを感じました。
やはり、あの曲の説明を初めに聞いていたらもっとよかったかも、
とのご感想を、他からも頂きました。うーん、難しいですね・・・
みなさん、本当に喜んで下さって、良かったです。
ご主人様にもよろしくお伝えください。

これから、明後日のためにチェンバロちゃんを迎えに行ってきます~♪