雑念

最近気がついたことがあります。
それは、自分はあまりに雑念が多すぎるということ。

ふっと気がつくと、これから起こるかもしれない心配な状況を、
まだ起こってもいないのに、じーっと考えているんです。
強迫観念に囚われているみたいに、
そのネガティヴな未来像は 心の中に勝手に作りだされて、
そうならないためには何をしなくちゃならないかを、
気がつくとずーっと、考えているんです。

人間は、今、この瞬間のことしか認識できないのであって、
そして、今、この瞬間に完全に照準を合わせて生きている時には、
楽に生きられるらしいのですが、
この心配性の「脳ミソ」のせいで、
何だかいつも、苦しいです。
でもこの苦しさに気付いたのは、
「苦しくない瞬間」を、
ときどき経験できるようになったから。
それはどういう時かというと、
古武術で習いたての新しい型を稽古している時と、
本当に集中してチェンバロを弾いている時。

私は出来が悪かったから(今でもどこかでそう思ってる)、
いつもいつも、自分を否定していました。
もういい加減、そういう自分を手放したいのですが、
長年ついた心の癖は、なかなか抜けません。
だからこの雑念から
完全に抜け出すことは難しいかもしれないけれど、
せめて「今、この瞬間」だけに照準を合わせて
無心になれる時間を増やしたい。

ここしばらくの、切なる願いです。
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名残の桜
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by cembalonko | 2013-04-10 21:29 | 日々のいろいろ | Comments(0)