ポンピドゥー・センター傑作展に行ってきました!

水曜日、酷暑の上野へ・・・

この展覧会は、パリにあるモダンアートの殿堂・
ポンピドゥー・センターの収蔵作品が、
1906年から1977年まで、年を追って一年に一作品ずつを
選んで展示するという方法がとられていました。(計71作品)
ピカソ、マチス、シャガールなどの巨匠の作品とともに、
そこまでビッグネームではないアーティストの作品も。
4分の3世紀の中での、フランス前衛芸術の流れを
おおまかにとらえることが出来る、
見ごたえのある展覧会。
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左からシャガール、ボッチチェリ(紛れこんだ映画『メディチ家の至宝』のチケット(笑))
カンディンスキー、ヴァザルリ、マチス、ピカソ

個人的には、上記の3人の他に、

セラフィーヌ・ルイ《楽園の樹》(1929年)
・・・正式に絵画の勉強をしていないのに、力強い造形と色彩が印象的。
幹に茂った大きな葉に水玉模様が!勝手に草間彌生と命名(笑)
ヴィクトル・ヴァザルリ《アーニー(影)》(1967年)
・・・ただ□や○の中に、隣と微妙に違う色を塗っているだけなのに、
ホログラムのように見える驚き!
ヴァシリー・カンディンスキー《30》(1937年)
・・・白と黒の市松模様に並ぶ30個の正方形の中に、象形文字のような、
記号のような不思議な造形が並ぶ。じーっと見入ってしまう作品

などが、特に印象に残りました。

私にとっては、知らない人ばかりの印象でしたが、
フランス近代美術の層の厚さを感じさせてくれる、
珠玉の作品がそろった展覧会でした。楽しかった!

★★★今日の奇跡★★★
展示作品の絵ハガキを5枚買った人は一枚、
くじを引いて一枚シールをもらえることになっていました。
絵ハガキコーナーに草間彌生セラフィーヌ・ルイがなく、残念に思っていたのですが、
くじの箱に手を入れて引き当てた、その一枚は・・・・・・
私が欲しかった草間彌生セラフィーヌ!キター!!!
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水玉はあまりよく見えないけど

展覧会については、こちらのプログに詳しく出ています。
公式サイトはこちら

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by cembalonko | 2016-08-12 22:52 | 知的好奇心 | Comments(1)

Commented by desire_san at 2016-08-16 17:51
こんにちは。
私もポンピドゥー・センター傑作展を見てきましたので、興味を深くブログを読ませていただきました。ピカソ、マチス、シャガールの傑作がこの美樹展の売りですが、制作年代順に配列することにより20世紀美術のフォービズム、キュビズム、抽象芸術などいろいろな表現が挑戦され模索され、百花繚乱の個性が20盛期の美術の大きなうねりを作ってきたことを感じました。セラフィーヌ・ルイの鮮烈な色彩と異様な造形にインパクトを感ずる作品、カンディンスキーは思いついたモティーフを並べただけで見事な作品ににしてしまう才能の高さを感じさせ、ブランクーシの眠っているかのように頬を直接地面につける頭像は、私たちに抽象と具象との境界に問いかけているように感じました。作品はそれぞれ個性的で傑作ぞろいで、20世紀アートの様々な表現を楽しめました。

今回ポンピドゥー・センター傑作展を見て、個々の作品の魅力を整理するとともに、20世紀美術の多様な表現の意味とその芸術の本質について考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。