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18世紀のドイツ料理のレシピ本

そんなことしている暇があったらやらなければならないことは山積みなのですが、
18世紀前半にライプツィヒで出版され、
5刷を重ねたという料理のレシピ本を訳しちゃったりしてます。
これが、むちゃ面白いです!
庶民の料理がエンターテイメントになりつつあるのがよくわかる。
ライプツィヒみたいな大都市など、豊かな市民層がしっかりいた所では、
こうしたレシピ本に需要があったのでしょう。

この本の魅力は、
1.使っている材料の種類の多さ(牛、鳩、蛙、鱒、蝸牛、蝦、柘榴、各種ハーブ類、などなど・・・)
2.盛り付け方が懇切丁寧に細かく指示してあるところ(ドイツ人っぽい!)
そして、3.読み物としても面白い ってところかな?
「栓を開けたはいいけど半分残っちゃったワインをどうするか」
なーんてことまで書いてあるのです。
うーん、内容ぜんぶ発表しちゃいたい気持ちはありつつも、
今回はもったいないからとっておこう!(意地悪👿)
5月28日(日)「ケーテンのバッハと宮廷音楽」のイベントのときに何かの形にするかも~~~♪♪♪
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by cembalonko | 2017-03-10 00:28 | 知的好奇心 | Comments(0)