接骨院から始まった新生活

アメリカから帰ってきて、
ちょうど一年たちました。
あの頃の日記がほとんど残っていないのは、
去年の今頃が、それだけグロッキーだったから。
ようやく、落ち着いて振り返ることが出来そうです。

*****

ダンナは、成田に着いた次の日から
東京のオフィスに行かなければならず(ありえない!!!)、
すべての荷解き作業や、生活のセットアップは、
事実上、私の肩にのしかかっていたのでした。(と、大げさに言ってみる)

私は、といえば、帰国する半年前に、両手の親指を痛め、
完治しないまま、怒涛のような荷造りなど、
アメリカからの引き上げ作業に追われ、
帰ってきてからも、↑のような訳で、
一人孤独に、雑事に追われていたのでした。


そして、秋の演奏会は、容赦なく近づいてきます。
手が本調子でない上、
まる1ヶ月近く、まともに練習が出来ていない自分・・・
思うように弾けていない、ということは、
アイデンティティーが揺らぐということなので、
かなり過酷な、ストレス状態に置かれていたのでした。


そんなある日。
近所の、ちょっとさびれた商店街を、
初めて、ぶらぶらと歩いてみたんです。
じりじりと太陽が照り付けて、
アスファルトの反射が、肌に痛いくらいの道端で、
ふと、目にしたターコイス・ブルーの看板。

「○○接骨院」

魔法使いが杖を振る音がして、
熱いアスファルトに、一瞬、虹がかかりました。
「あ、これで私の手は、大丈夫」
砂漠の中にオアシスを見つけた気分でした。
・・・鍵盤弾きなんて、単純でしょ?
でも、これ、大げさでなく、本音だったんです。

思うように弾けないストレス、
それよりも何よりも、
知らない土地に来て、
戻らない日本での生活感覚やら、
3年前にほとんど整理してしまった仕事への不安やらを抱えて、
自分の中がぐちゃぐちゃだった
そんな時に見つけた、ターコイス・ブルーの看板が、
その先、本当に私を助けてくれることになりました。

*****

そんなこんなで、一年前、新しい生活が始まりました。
アメリカに行く前から、お付き合いいただいている方々、
そして、新しく知り合った方々・・・
いろんな方に助けられて、
やっと、自分らしさを取り戻すことが出来ました。
帰国して一年が過ぎた今、
助けてくださった皆様方に、
改めて、最大級の感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
ありがとうございます。
これからもよろしくおねがいします。




PS
最近、このブログにいらして下さった皆様へ。
ようこそ、おいでくださいました!
拙ブログをお読み頂き、ありがとうございます。
これからも、ときどき覗いて頂けたら、嬉しいですし、
書き込みなんか頂けた日には、狂喜乱舞します!
(その姿はお見せ出来ませんが^^;)
そして、いつかコンサートにも、是非、足を運んで下さいませ。
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by cembalonko | 2006-09-20 11:50 | 日々のいろいろ | Comments(0)