武蔵野合唱団の演奏会

昨日、朝7時に、
MIAU嬢からケイタイメール。
私が学生の頃に所属していたことのある、
武蔵野合唱団の定期演奏会のご案内だった。
何を隠そう、MIAU嬢と出逢ったのは、この合唱団でなのである・・・
その日に予定していたことが、キャンセルになったので、
演奏会に行くことにした。

武蔵野合唱団は、
団員約150人。大所帯の混声合唱団。
コンサートのプログラムは、
前半は、高田三郎作曲「水のいのち」
後半は、荻久保和明作曲「縄文」。

とにかく、凄い演奏だった。
響きの一瞬一瞬が、
その作品を表現するにあたって、
全て「あるべきところにある」・・・と感じました。
こういう演奏は、本当に、めったに聴くことが出来ない。
もう一度、あの演奏の場に居あわせたい・・・

「縄文」は、私がこの合唱団に入団した直後に、
実は歌ったことがある。
まだ音大生だったその頃、
ひたすら変拍子や慣れないハーモニーに奮闘していて、
作曲家が詩を捉え、血のにじむような思いで
音楽にしていったことにまで、
心を砕く余裕など無かった。

昨日の演奏を聴いて、
「縄文」という曲の「姿」を、目の当たりにしました。
「ああ、この曲は、こうだったのか・・・」

自分の中に、未解決だった音楽があって、
それがひとつ、完結したのを、はっきり感じました。

そして、私の中には、
完結していない「音の世界」が、
まだまだ、たくさんたくさんある、
ということに、気がついてしまいました。

それらを全て、完結させるためには、
一生って、短か過ぎるのでしょうね。
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by cembalonko | 2007-01-22 00:48 | 音楽 | Comments(2)

Commented by MIAU at 2007-01-23 13:19 x
お忙しい中来て下さった上に、素敵な感想をありがとう!ビケ♪しゃまが乗った舞台(オケ版でしたね)は、私にとって初めての武蔵野の演奏会だったのですよ。しかも同じ新宿文化。なつかしや。
あん時はほんと、ビケ♪さんが書いてらっしゃるように、変拍子と慣れない和声に必死なだけで・・・。後にもう一度同じ曲をやった際、楽譜をアナリーゼ(なぁんて上等なもんじゃないけど)していくうちに、背筋がぞくぞくするような凄さと恐ろしさを感じました。年を重ねた今は、言葉の深さにど~んと突き落とされたりね・・・。それらを表現できるかどうか。難しいです。アマチュアで、しかもone of themであっても、悩みは尽きないものです。
また今度お茶しよ~!
Commented by ビケ♪ at 2007-01-23 23:02 x
本当に、難しい曲だと思います。
そして、荻久保先生が、武蔵野のために書いたってのも、
今回プログラムを読んで、初めて知った事実だったのだぁ!
表現していくっていうことは、いつも、戦いだからね。
がんばりましょ!