男の子たちのオーケストラ

いとこの子供が通っている、
超名門高校のオーケストラ部の演奏会を聴きに行きました。

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前半は、開演ぎりぎりに駆け込んだので、
一人で座って聴いていました。
さて、チューニング・・・ ピョ~~・・・ 
  ・・・オーボエとヴァイオリン、音合ってないよ~~
案の定、前半の途中で、
管楽器セクションと弦楽器セクションの音程が
4分の1音くらいずれてしまう事態発生!
フォルテのところは、それなりにいいサウンドが作れているのに、
ピアノのところでは・・・
「君たちぃ~ ハーモニーって言葉、知ってる?」
と言いたくなった。こういうとこ、男の子のオケっぽいよね。

いやー、あまりの突っ込みどころの多さに、
一人で噴き出しちゃったりしてたもので、
となりにいとこ(=出演者の母)がいなくて、本当によかったわ。

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後半は、いとこと、おば(=出演者の祖母)に挟まれた席で。
実は、休憩時間に初めて、いとこから聞いたのだが、
このオーケストラ、指導者をつけていないんだって!
楽器の弾き方も、指揮の仕方も、音楽作りも、
中高生が全てやっているんだって!!!
それを聴いたら、後半のブラームスの第2番、
なかなか良くやっているじゃない?
と思って、聴くことが出来ました。

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前半を聴き始めた時に、最初に思ったのは、
「指導者は一体何をやってるんだ!?」ってこと。
でも、本当にすべて、選曲から演奏会運営にいたるまで、
生徒だけでやっているとすれば、
それは確かに凄いことだし、意義のあることだと思います。

ただ、音楽に携わり、
これからの聴衆を育てる立場にいる者としては、
例えば、本番の前にたった一言
言ってあげれば解決するような、
ささいな音楽上の問題を取り除くことで、
彼らの音楽経験に、新しい地平が開けるのなら、
また、緻密な音作りを通してしか感じられない、
さらに心の奥に響く何か感じてもらうことが出来るのなら、
誰かが、それをしてあげるべきなのでは?

だって、突っ込みどころはあるにしろ、
彼らの感性だけで、あれだけの音楽を創り出せたのだから、
はい、生徒だけでやりました、という
自己満足だけで終わらせてしまうのは、もったいないじゃない!?
と、おせっかいオバちゃんは、思ったのでした。ちゃんちゃん。
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by cembalonko | 2007-04-04 22:25 | 日々のいろいろ | Comments(0)