ソウル旅行記 その2

ソウル市のボランティアガイドのJさんのお陰で、
宋廟(ソンミョ)について、いろんなことがわかりました。
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まず、門なのですが、上に隙間が開いているのは、
夜、ここに祀られている霊が、その隙間から抜け出して、
自由に街にでられるように、とのことらしいです。
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門からつづく参道が、3本に分かれています。
これは、普通の宮殿でも同じなのですが、
宮殿では真ん中を王が歩き、両側を家来が歩く。
宋廟では、真ん中は神が歩くので、
現世の王は、普段は家来が歩くはずの、側の路を歩いたそう。
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宋廟は、王自らが管理に当たったそうです。
この建物は、参拝に来た王が滞在したところ。
建物に施された意匠が、他よりも凝っています。
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柱の下には必ず穴が開いているのです。
ここから、シロアリなどの虫よけ剤(炭など)を挿入したとのこと。
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これが、宋廟の本体ともいえる、栄寧殿。建物の長さ130メートル以上。
17の部屋に、歴代の王と王妃の位牌が祀られています。
霊の平安を保つために、窓はなく、扉が閉ざされると、中は全くの暗闇。
お供えは、調理した物ではなく、
すぐそばで屠られた家畜の生肉なのだそうな。
内臓には、ちょっと火を通すらしいですが。

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つづいて、昌慶宮(チャンギョングン)。こちらは、宮殿です。
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この美しい庭園は、かつての王が、側室のために作って贈ったもの、とのこと。
なかなか、粋なことをする王がいたのですね!
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この装飾を見ると、なるほど、宋廟はまだ地味だったんだなーと納得。
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チマチョゴリ美人♪
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韓国の建物を初めて見た時には、
沖縄の首里城に似てるな、と、思いました。
確かに、中国の大きな影響を受けた文化圏にはちがいありませんが、
建物の装飾の繊細さは、際立っていると思いました。
特に、彩色による描画の細かさは、見事のひとこと。
彩色は、色によって、違う職人が担当しました。
最も経験の浅い者は薄い色(白など)、
ベテランは濃い色(黒など)を担当したそうです。
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この建物は、官吏になるための難しい試験に受かった若者を、
王自ら、庭を眺めながらもてなし、励ました所とのこと。
呼ばれた若い官吏たちは、どんなに誇らしい気持ちで、
ここからの景色を眺めたのでしょうね。
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by cembalonko | 2007-05-03 00:03 | | Comments(0)