すてきな言葉たち。
最近出合い、目からウロコが落ちた言葉の数々です。
1. ゲーテ詩集より 遠ざかりいる幸福
人間って、こういう境地にも、なれるものなのか・・・と思いました。
愛する人と離れてしまうのは、
ひたすら苦しい、悲しいものだと思っていたけれど。
どうすれば、こういう境地に達せられるのだろう・・・
2.「身体を通して時代を読む」 甲野善紀・内田樹 著 より
「学び」とは 別人になること
「・・・知識や技術は付加価値として『同じ自分』に
加算されるものとして考えている。
でも、それは「学び」ではないのです。・・・(中略)
本当の意味での学びのプロセスでは、
学ぶ前と後では別人になっているのが
当然なんです。」
「別人」になるほど、何かを学んだ経験が、
最近あったかどうか、考えてみました。
この言葉は、なにかを学ぼうとした時、
取り組むものが自分にどの程度必要か、
どの程度の深さまで、吸収したいのか、
などの、バロメーターになりそう!
モノを教える立場に立った時、この言葉は、厳しいですね・・・
別人になるくらいの「何か」を、私から学んでもらえるのかしら!?
願っておいて、忘れる
「本当にクリエイティヴな発展というのは、想像を超えているものです。」
願いがある時、それが実現した情景を心に強く描くと、
実現する、というのは実感できるのですが、それだと、
自分が想像できる範囲で終わってしまいます。
願っておいて、あとは忘れてしまうと、
本当に、なりたかった自分に、
想定外のところから導かれて、なれることがある・・・ということらしい。
確かに。身に覚えがあります。もの凄く遠回り、と思ったことが、
結果的には、自分が本当にやりたかったことに結びついたことが。
あまり目先のことばかりに執着しすぎるのも、良くないのかも、と、
この文を読んで思いました。
by cembalonko | 2007-07-19 22:12 | 日々のいろいろ | Comments(2)
音楽にしても、一瞬にして世界が変わってしまったような出会いとか、じわじわと少しずつ変えられた学びがあって、今の自分がいるんだなぁ、と思い返しています。
でも、教える側としては、同じように教えていても、どんどん吸収していく人と全く変わらない人っています。。。その人にとって、どの程度大切なものか、ってバロメーターかしらん?まあ、人それぞれなので、分からないことも多いです。
「先生」という立場に立ったとき、
それぞれの個性を持つ方々に対して、
それぞれ全く違うアプローチで教えていかなければ、
とは思っていますが、それでも、
心を開いて聞いてくれない人は、吸収も遅いですよね。
音楽をやっていて良かった、と思うことは、どこまでも、
果てのない旅をしていられることでしょうか。
何でこんな苦しい思いをしてまで・・・と思うけれど、
これから先も、まだまだたくさんの学びの場に出会って、
どんな自分になっていけるのか、楽しみでもあります♪