講座第3回、終了 & ピアノ・デュオ・コンサート

10倍楽しくなる!
チェンバロ「バロック音楽講座」 第2クール 

第3回目が終了しました。
今回は、比較的知られていない曲が多かったのですが、
如何でしたでしょうか?楽しんでいただけましたでしょうか?
お聞き下さった方々に、ご感想、ご意見を頂ければ、幸いです。

次回は、有名なバッハの「ブランデンブルグ協奏曲」を取り上げます。
第5番の、長いチェンバロのカデンツァ(独奏する部分)は、
元は、たった17小節しか、なかったのですよ。
その初版と、現在弾かれている版と、両方とも生演奏で、
比較してみたいと思います。お楽しみに♪
次回から、講座室が広いお部屋になります。なので、
いつもより余計に (染之助・染太郎風)皆様のご来場をお待ちしています。

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昨日は、高校・大学の同級生とその旦那さまの、
2台ピアノの演奏会(Duo Osano)。
20世紀に作曲された作品が、楽しいトークとともに演奏されました。

リゲティという作曲家の作品は、
楽譜が手書きだった上、同じ音形を繰り返すところには、
その回数が、ただ数字で記入してあったり、
第1ピアノと第2ピアノの拍子が違って、
わざと、ずれて弾かせるように書いてあったり、など、
普通の曲とは勝手が違い、とても苦労した、とのお話でした。
つまり・・・めちゃめちゃ現代曲なわけです。
現代曲、私は嫌いじゃないですよ。
特に、第3楽章の最後の部分では、
まるで魂が宇宙に上っていくような感がして、
全てのプログラムを通じて一番、印象に残りました。
(終演後、演奏者はひとこと「頭痛が・・・」と言っていた^^;)

全体を通して、「光」が降り注ぐような音楽だなぁ、と思いました。
彼女は、高校の時から頭が良くて、ピアノもいつもトップクラスで、
近づき難いくらいな存在でしたが、
昨日、舞台から聴こえてきた、
包み込んでくれるような音色は、本当に温かでした。
久しぶりに彼女の演奏が聴けて良かった。心が洗われました。

それにしても、学府で教鞭をとっている、というのは、
大変なこと、なんでしょうねぇ・・・
客席にいらしたであろう、ライバルの先生方、
プロを目指す新進気鋭の門下生たちの前では、
あれだけの凄いプログラムを組まないと・・・

とっても楽しかったけれど、
ちょっと、おなかいっぱいになり過ぎた私でした。

余談・出かける前に、グレーのスーツの下にどうしても、赤のインナーを
着たくなったので、それに着替えて出かけました。
一軒目の花屋があまりぱっとしなくて、
二軒目の花屋に着いたとき、どうしても
そこに作ってあった赤い花束を買いたくなったので、買って行きました。
会場で、舞台に出てきた彼女は、真紅のドレスを着ていましたとさ!
こんなことで、めっちゃ嬉しくなった、単純な私・・・^^;

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by cembalonko | 2007-11-15 20:27 | 音楽 | Comments(2)

Commented at 2007-11-16 23:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cembalonko at 2007-11-17 00:23
ご感想をお聞かせ頂き、ありがとうございました。
バロック時代の音楽の広がり方は、優秀な演奏家自身が、
ヨーロッパ中の宮廷や教会の重要ポストに散っていったことと、
活版や銅板印刷による出版譜もかなり出回るようになっていました。
その他は、作曲家自身が、他の作曲家の作品を筆写することもありましたし、
写譜家が立派な職業になったように、筆写譜の形で流布する作品もありました。
また、ヨーロッパの貴族の間では、若い頃に、グランドツアーと言って、
ヨーロッパ中の主な都市を回って、見聞を広めてくることが流行りで、
その際に、行った土地で楽譜を仕入れて帰ったりもしていました。
いずれにしろ、当時の音楽は、現代とは比べ物にならないほど、
時間も手間もかけて、大事に広められていったのだと思います。

昨日聴いたモンテヴェルディのCDは、 モンテヴェルディ:マドリガーレ集/アントニー・ルーリー(音楽監督)コンソート・オブ・ミュージック POCL-5298でした。中世のは、ゴシック期の音楽/ディヴィット・マンロウ(指揮)ロンドン古楽コンソート POCA-2568 でした。