ヒルデガルト・フォン・ビンゲン

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・・・という名前の手作り石鹸を買いました。
しばらくは液体ソープばかりを使っていて、
固形石鹸とは縁遠い生活をしていましたが、
最近になって、アメリカの知り合いからもらった
手作り石鹸を使ってみたら、
泡がきめ細かで、香りが良く、長持ち。
それ以来、手作り石鹸と聞くと、
触手、じゃなかった、食指が伸びるんですねー
(いや、食べないから安心してね。食べても害ないらしいけど)

そして、この名前ときたら!!!買うしかないでしょう!
中世ドイツの音楽家であり、博学の長。
この時代の女性で、彼女ほどの知識と技術を持った人に、
もし、キリスト教の後ろ盾がついていなかったら、
おそらく魔女とされ、その運命はいかに・・・

ひとつの石鹸を前にして、
しばし古の修道女に思いを馳せました。
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by cembalonko | 2008-05-14 23:07 | 日々のいろいろ | Comments(8)

Commented by Ayako Osas at 2008-05-15 21:05 x
昨日は、soap を御購入頂き、ありがとうございました。。

やはり、ヒルデカルトは、威厳のある重厚感を伴うエネルギーと共に、限りない優しさを感じます。。

soapの香も、彼女の内なる光が再現出来るよう、試みてみました。。

今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。。

Commented by k.n. in Kobe at 2008-05-16 00:20 x
ヒルデカルト・フォン・ビンゲン、聞いたことあった名前だったので、
思わずあらためて調べてみました。
神学、音楽に加えて薬草学に通じており、かつ
「幻視」のあった修道者で。
破門された人を匿って教会との関係が緊張した時期もあったようですが
最終的に和解したようですね。
べネディクトに並ぶスコラスティカ、アベラールに並ぶエロイーズ、と
中世には、女性で優れた神学者・修道者が多数登場していますね。

手作り石鹸、アメリカ在住にいただいたこと、私もあります。
ワシントンにあった、アメリカ民芸(?)店の、Appalachian Spring に、そういう石鹸、けっこう置いてあった記憶があります。

石鹸といえば、やや形而下的ですがですが
使う人の肌と水との相性もあるのかもしれません。
こちらに来て早々床屋にいったら、理髪師さんに
「首筋の肌が荒れてますね。神戸の水が合いませんか」と言われ、
着任早々、やや複雑な心境になりましたが、
石鹸をかえたら、それが神戸の水とあったのか、その後は肌荒れ無し。
幸い、比ゆ的な意味での「水」も、あいました。


Commented by cembalonko at 2008-05-16 21:24
>Ayakoさん
拙ブログをお訪ねくださり、ありがとうございます。
家に帰ったらまた、ヒルデガルトのことを調べなおしてみようと思います。
彼女の音楽の入ったCDは、どこかにしまってあったと思うのですが。
12月から移り住まれた新天地でのご活躍を、お祈りしております。

>k.n.in Kobeさん
中世、名を残した優秀な修道女たちが多いのですね。
もともと、民間において、薬草などを扱い、病気を治すのは、
女性の役割で、キリスト教によって「医学」が学問として確立すると、
彼女らは抑圧されていった、と聞いています。
ですから、薬草学はもともと、女性の得意分野だったわけです。
最近、女性・男性に関わらず、いろいろなセラピストと呼ばれる方々に
お話を聞いてまわっていますが、
心身の、特に「心」に関わる「病魔」がはびこる現代、
第2の医療として、中世の修道女たちや、
それ以前の「薬草を扱う女性」たちのような役割を担う人々の存在が
不可欠なように感じます。
もちろん、自分を知り、自分できちんとケアできること、これが一番!
Commented by k.n.in Kobe at 2008-05-17 00:43 x
思うに、何となく薬草学、というのが魔術、と人々の頭の中で思われ、
かつ当の女性が幻視体験をしたとなると、やはり
(学問的に、宗教的に)「正統」の立場からは追われるのでしょう。
学校にしても、教会にしても、
組織というのは、100点満点で85点を取れる優等生用に出来ていて
120点をとってしまうような天才的、ないしは非体系的な知を持つ人は、はじかれてしまうところがあると思います。

「心」に関わる「病魔」がはびこる時代、たしかに
physician を超えてmetaphysical にとでもいうか、
「心のケア」をする人の存在は一段と重要ですね。
ある方から指摘されて、目から鱗でしたが、
culture は cult と縁語で、
cult も今のようなおどろおどろしい意味ではなくて、
「心を耕す、心への配慮」というニュアンスが元々だったそうです。


最後、「心」と「病魔」という語を見て、
(一見、おどろおどろしくなりますが)
加賀乙彦さんの『悪魔のささやき』(集英社新書)を思い出しました。
もしまだでしたら、ぜひ読んで見ていただければ、と思います。
何か得るところがあると思います。
Commented by cembalonko at 2008-05-17 21:24
自分と違うものを「はじき出す」
自分と違う世界に属するものを「葬り去る」

それらの正反対が、「愛」であるはずなのに、
長いこと、それをしてこなかったのがキリスト教であり、
私たちが平気で日常的にしている行為なのです。

ま、そんなことを心に刻みつつ、お勧めの本を探してみます。
Commented by hildy at 2008-05-17 23:31 x
聖ヒルデガルトの石鹸って、どんな香りがするのでしょうか。。
ドイツのラインランドあたりでは、音楽家や医療人のシスターの名前が皆「ヒルデガルト」で、ほとんど名前で人を特定できないくらいでした^_^;
そこで、教会音楽家と薬剤師の二足の草鞋を履く私も聖ヒルデガルトのお名前をいただき、守護の聖人、天国のお友達になって頂いております。hildyは、ヒルデガルトの愛称です♪
ビンゲンの聖ヒルデガルトの修道院へも行きましたし、彼女の遺骨が安置されている教会でもお祈りして来ました(^o^)/

この記事を見て、不思議なご縁を感じてしまいました。。。
いつか、我が教会へも演奏にいらして下さいね♪って、まだ受け入れ態勢が全然出来ておりませんが・・・神様の導きがあれば実現するのではないか、、、とか、きっとkgre氏がオーガニゼーションして下さるのではないか、、、とか、、えぇ、勿論私も協力したいです。気の長~い話になってしまうかも知れませんが。。。
Commented by ビケ♪ at 2008-05-18 22:41 x
えー!hildyさんって、ヒルデガルトのhildyさんだったんですかー?
守護聖人が聖ヒルデガルトなんて・・・  うらやましいです!
しかし、ラインラントのシスターにヒルデガルトが多いって、
皆さん、考えることは同じですね。それだけ尊敬されているということですね。
音楽家の洗礼名に「聖チェチリア」が多い、みたいな・・・

ところで、石鹸の香りですが、これほど説明しにくいものはなくて、
作った方のコメントによれば、
「彼女の内なる光が再現出来るよう、試みてみました。。」とのこと。
いつか、実物をお目にかける機会を作りましょう!!!

hildyさんの、ドイツの教会コンサートを再現した
すばらしいコンサートシリーズに奉仕できる機会があれば、
これほど嬉しいことはありません。
でも、出演したい人はたくさんいると思うので、
神様にお任せしておきましょう・・・ (内心はうずうずしてます)
Commented at 2008-05-20 23:00 x
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