銀座ママの本音

「銀座ママの本音」  ―男性からお金を引き出す方法―
藤夏子著 河出書房

今日は、読書感想文でーす!
この本、あっと言う間に読めてしまって、面白かった。
読後爽快!
どういう本か、簡単に説明すると、
高級クラブの経営者「大ママ」が、
クラブの経営術を明かしつつ、
男と女の騙し合いとか、
人間が持っている弱さを暴き出す本・・・かな?

男の人が、いかに騙されやすいか、
いかにうぬ惚れやすいか、ということに、驚き!
もちろん、そうさせてしまう
ホステスさんたちのプロの技もあるのですけど。
ここまで書いちゃっていいのかしら?と心配になるほどの、
男の「醜態」のオンパレード。

いや、ただ男のバカさを暴くだけの本ではなくて・・・

ホステスという「女の立場を売る」職業が存在している、
ということは、
この世の中は、まだまだ女性を弱者にしておきたい男性の社会だっていうこと。
そんな、変え難い現実を、目の前に広げてくれもした。
同時に、男女に関わらず、人間が持っている弱さについては、
かなりイタイところ(=見たくないところ)を突いていて・・・
とっても、タメになりました・・・ハイ。

クラブで、いいお客様になって頂くために
ホステスは、お客様のコンプレックスを握るそうで。
自分に置き換えて考えてみると・・・
もし私が男に生まれて、クラブなんかに行っ日にゃ、
最高の「お客様(=カモ)」になっていたに違いない。
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by cembalonko | 2008-07-03 21:52 | 日々のいろいろ | Comments(6)

Commented by saskia1217 at 2008-07-04 00:17 x
でもまあ、そういうところが女性の素敵なところなのかもしれない、って思いますね。女性にしかない魅力というか。それを売れることはある意味素晴しいと思います。「女がその立場を売る」一方で、男性もその立場を大いに売っていますよね。
ホステスさんて本当にすごいな〜っていつも思います。ましてや銀座のママくらいになれば、やはり能力も魅力も、そしてご苦労も並みじゃないはずだし。生身の人間を相手にしている仕事って本当に大変だろうな〜・・・う〜ん、尊敬しますね。
それに「コンプレックスを握る」のは、反対側に「コンプレックスを握られたい心」もある、ってことなのかもしれません・・・どっちにしろ、人対人は本当に大変です。
面白そうなので、読んでみようかな!
Commented by k.n. in Kobe at 2008-07-04 02:16 x
久しぶりにこちらに寄らせていただきました
最新のエントリー、面白くかつ神妙な気分で、読ませていただきました。
大枚はたき銀座ママに「いい気分にしてもらう」人の気は知れませんが、
他方、持ち上げられたい、しかもタダで、と思うわが身の勝手さも反省。
とはいえ、、どうせ損させられるなら、
少しでも気分よくされて損させられたい、そんな風にも思いました。
漫画のPeanuts に、ライナス(ルーシーの弟)が学校の先生に向かい、
「先生推薦の本を読んでぼくは向上したように思いました」というのを聞き
チャーリー・ブラウンが「よくそんなしらじらしいこといえるね」というと、
ライナスが「人をいい気分にしちゃいけないか」と答える、そんな逸話も
思い出しました。
Commented by ビケ♪ at 2008-07-05 02:05 x
>saskiaさん
同感です。人対人って、本当に大変。
ホステスさんの、どんな人に対しても
気持ち良く会話してもらえる話術や、気遣いというのは、
果たして、鍛えられれば誰でも身に付くものなのでしょうか・・・ねぇ?

この本によると、男は、女性の魅力にお金を払っているわけではなく、
「こんなにお金を使えるんだぞ。そうかそうか、ここにいるか弱い女どもを
助けてやっているんだよな」っていう、優越感(=自分のステータス)に、
お金を払っているのだそうで。

コンプレックスは、本当は握られたくなかったから、
足しげく通うようになるのでは?
(でも、握られちゃったからこそ、すべてを知られてしまったことの
居心地のよさが生まれるのかも・・・???
ということは、無意識の中に、弱みを握られたい心理は隠れているのかな)

この本、saskiaさんなら、きっと2時間くらいで
読めてしまうでしょうけれど、気分転換には、オススメです♪
Commented by ビケ♪ at 2008-07-05 02:16 x
>k.n. in Kobeさん
> 大枚はたき銀座ママに「いい気分にしてもらう」
>人の気は知れませんが

え?そうなんですか?
私は、たぶんホストクラブにハマるタイプだと思います。
もちろん、そんな自殺行為はしませんけどね~。

音楽家は、自分の演奏で、聴いて下さる方をいい気分にさせることには
命かけてるので、
逆に、いい気分にさせてもらうことも好きです。
おもてなし上手であり、もてなされ上手でもある人は多いですよ!
まあ、音楽家になんて、人にちやほやされたくて
なっちゃったようなもんですから。 笑
Commented by k.n. in Kobe at 2008-07-05 02:33 x
「いい気分」にしてもらいたいのは山々なんですが、
「大枚はたいて」 というのが嫌なんです。
それに神戸だと間違いなく、そういう所には怖い筋の方もおられるし。

performance が本職の方と比べるわけにはいかないのですが、
先生稼業も、まず学生さんに「いい気分」になってもらわないと、
という要素はますます求められています。
「褒めてこそ人は初めて動く」という趣旨の言葉を山本五十六が遺して
いるそうですけど、確かにその通りかもしれません。
昔の先生の中に 'Can't you hear compassion in my sneer?"
と言った方がおられたそうですけれど、「薄笑い」に「同情」を聞き取らせ
るのはやはり、健全な精神じゃないですね。
Commented by cembalonko at 2008-07-06 10:37
大学の先生も、大変ですねぇ・・・
でも、迎合しすぎちゃいけないですよね。
アメとムチの使い分け、匙加減が教育の場では大事でしょう。