カテゴリ:知的好奇心( 25 )

お芝居を見てきました

昨日、劇団民藝の「白バラの祈り」を見に行ってきました。
先日一緒に飲みに行った、ヴュルツブルグ留学時代の先輩が
オススメしてくれたもので。
その先輩曰く、「客席はお年寄りばかり。
こういうのは若い人が見るものだろう、と思って。」 ・・・
・・・確かに。
会場で周りを見回すと、平均年齢は60歳を越えていそうな雰囲気・・・


さて、普通の演劇を見たのは、本当に久しぶり。
                  (注・普通じゃない演劇には、オペラ、コントなどが入る。)
千秋楽だったせいか、
ヒロインのゾフィー(反ナチのビラを配ったため拘束)を尋問する
ゲシュタポのベテラン尋問官の役が、
かなりお疲れ気味だったのが心配になった。
しかし、畳み掛けるような、長いセリフの掛け合いは、迫真の演技。さすが!
そして、ゾフィーの志の高さゆえに浮き彫りになる
その日を生き延びることに必死な小市民=尋問官の悲哀が、
「真に生きることの意味とは何か」という問いを、観客に投げかけていた。

劇団の会報に、役者の一人が稽古中に記した手記が掲載されていた。
演出家が、戦後生まれの役者たちを前にした思い ――
「お国のために、喜んで死ぬんだと確信していた自分がくやしくて口惜しくて。
・・・(この思いが)どうしたら伝わるんだろうねぇ。」

私たちも、演出家を悩ませた、
「想像力が貧困」な、戦後生まれの一人に過ぎないのだろう。
過去のことを知る=ちゃんと感情を持って、感じる
ということは、意外と難しい。
もし、このお芝居を見なかったら、気づかなかったと思う。
もう「若い人」じゃないかもしれないけど、見ておいて良かった。
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by cembalonko | 2007-10-25 23:47 | 知的好奇心 | Comments(2)

藤田嗣治展

昨日、MIAUちゃんの招待券のご相伴に預かり、
藤田嗣治展に行ってきました。
女性の肌の色の透明感と、
日本画を思わせる細い輪郭線、
そして、絵の中に描かれたファブリックの質感と模様と色が、
特に印象に残りました。

竹橋のお堀端の八重桜が、また素晴らしかったです。

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by cembalonko | 2006-04-19 23:34 | 知的好奇心 | Comments(2)

アート未来展

前回の日記で、ご親切にも原稿の締め切りを、
当日になって告知してきた、
H市のSさんには、
実は、芸術家の一面もある。

一昨日、Sさんが出品しているという、
展覧会の招待状(今日が最終日だった)が送られて来たので、
急遽行ってみたら・・・

新人賞に輝いていらっしゃいました!

お役人と思わず、芸術家の方と思えば、
先日の件も納得・・・(していいのか??)

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by cembalonko | 2006-03-06 22:53 | 知的好奇心 | Comments(0)

秋葉原探検記

昨日・今日と、3月30日の演奏会の合わせ練習でした。
かなり仕事がはかどり、心はルネサンス~♪

カッチーニの歌曲が、まだ耳に残るそんな夜、とある場所へ。

アキバ系といえば、海外の建築か何かの展覧会で、
オタクの部屋を再現したものが展示された、と、
どこかで読んだような気が。
日本の文化として、海外にも認められているオタクの世界を
垣間見てみるのもいいかも・・・
と、私もノッてしまったのが運のつき!
なぜって・・・

MIAUちゃんがメイド喫茶に行ってみたい!っていうから・・・

夜7時、秋葉原の電気街口でMIAU嬢と待ち合わせて、
まずは、MIAUダンナ行きつけの、鉄道模型のお店へ。
そのお店が入っているビルには、他に、
コスプレ用の服が売っているお店や、
フィギュアのお店、
また、月々いくらかでブースを借りて、
個人の収集家が、それこそ見る人が見たらスゴそうな物を
それぞれ売っているお店などが入っていました。

いい具合におなかも空いてきたので、
インターネットで調べておいた、あるメイド喫茶へ。
入ると、ぶりぶりの服を着たメイドさんが、
「お帰りなさいませ!お嬢様!」   う、背中がカユイ・・・
でも、この背中カユ感がきっと
癖になる人がいそうなのは、想像できます。

リュックをしょって、背中を丸めた暗そうな男性が、
びん底メガネから、なめるようにメイドさんを見ている・・・
そんな、もっと怪しい雰囲気を想像していたのですが、
意外とopenで、普通な感じがしました。
可愛いお洋服を着たウェートレスさんがいるだけ、って感じでした。
もちろん、その手の趣味の男性が見る目とは違うと思うけど・・・
お客様層は、30代くらいのサラリーマン風の人が多かったかな。
外人さんの接待のグループなどもいました。
(なんとお安上がりな接待だこと・・・^^;)

こういうところの楽しさがあるのだとすれば、
それは、「非日常」だと思います。
メイドさんの姿をしたウェートレスさんたちが、
いかに「なりきれているか」にかかっていると思うのですね。
演じることを楽しみ、楽しませることが出来るか。
たかがメイド喫茶、でも、奥は深いのではないでしょうか???
時給800円で、この世界に飛び込んでみよう、というのは、
どんな女の子たちなんでしょうね。

見るものすべて、「ふぅーん・・・」と思った、
なんとも形容しがたい、アキバ体験でした。
オタクを見分けられるMIAU嬢によると、
土日の雰囲気はまた、かなり違うんだそうです。

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by cembalonko | 2006-01-25 23:55 | 知的好奇心 | Comments(5)

文楽講座

Mちゃんと一緒に、文楽講座に行ってきました。
文楽と言うと、じみ~な印象がありますが、
歌舞伎の影響を受けているのか、
舞台も衣装も華やかでした。

講座、とはいっても、2つの演目の合間に、
40分ほどの説明が入るので、
舞台自体もじっくり楽しむことが出来ました。
説明は、「義太夫の語り」と「義太夫三味線」と、
「人形の操作の仕方」について。
文楽初体験の私にとっては、とてもためになる講座でした。

ビケ♪メモ about 義太夫三味線

調弦  A  d  a (a≒440)

Aは、三味線の中では最も低い音だそうです。
さらに、「西洋音楽では雑音」と言われてしまう、
弦がどこかに触って微妙に響いているような、
ビーン・・・という音が、なんとも粋なんだそうな。
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by cembalonko | 2005-12-14 23:11 | 知的好奇心 | Comments(0)