今年一年お世話になりました。

2015年もあと少し。
今年も大変お世話になりました。
今年の後半は、ほとんどブログを書いていなかったので、まとめておきます。

私にとっては、怒涛の一年でした。(まだ続く予感・・・)

1月から始まった著書の執筆、
6月の11日間のヨーロッパ取材旅行、
9月から始まった大学の学部での講義。
これらは私にとって「初めて」の経験でした。

また、4月には17年間にわたってお世話になった指揮者・
白石卓也さんの訃報に触れ、
今でも山の事故のニュースはまともに見られない状態が続いています。
6月の取材旅行に、白石さんの会葬御礼で頂いたタオルと
フレーバーティーのティーバックを、一緒に持っていきました。

「中大混声をライプツィヒのトーマス教会に連れていく」
生前にお電話でお話した時、
トーマス教会の現カントルが少年聖歌隊の出身であることに触れ、
本物の音楽とは、現在音楽界でよしとされている完璧な技術の追求ではなく、
根付いた伝統に裏打ちされたものであるということを、
盛んに述べられていたことを思い出します。

8月末に、耳が不調になりました。
診断は「突発性難聴」でした。
しかし、何という神様のいたずら(いじわる?)!
難聴とは名ばかりで、
普通の健康診断では計測しない8000Hz という高音域だけ、
右耳の聴力が落ちていました。
なので聞こえが悪くなった自覚は全くないのですが、
発症当初はめまいや頭痛、
右耳で聴く音の不快感(これはまだあります)が起こり、
コンサートも聴きに行けず、
チェンバロの練習も、耳栓をして1時間弾いてはベッドに倒れ込む、という状態でした。

もっと悪かったのは、先への不安から、
自分の気持ちが、すっかり落ちてしまったこと。
ブログもFacebookも更新する気持ちになれず、
1カ月半くらい泣き暮らしていました。
実は、11月初めになっても、12月19日の『天地創造』のお仕事を
お断りするかどうか、迷っていたくらいでした。

10月初めの本番では、気持ちが戻らず、不本意な結果に。
でも、そこで気が付いたのです。
もしかしたら、次の本番が、演奏家として本当に最後の演奏になるかもしれない。
だとしたら、今できることを、きちんと計算して、
精一杯やるしかないではないか、と。

気持ちが立て直せた時も、立て直せなかった時もありました。
でも、12月の『天地創造』で、5日間のハードな稽古、
しかも私の真後ろはトロンボーン、
真横はホルンという環境にいても乗り切れたことは、
「あ、これで行ける!」と思った瞬間でした。

聴力の計測数値は変わらないのですが、
気持ちの方は多分、大丈夫。
「いつも最後のつもりで臨む。」
今回の病から学んだことです。

しっかし!この世の中にはなんと不快な音が充満していることか!!!
電子音はダメ、駅の放送、音大きすぎ。
北区の夕焼けチャイム、何とかしてほしい。
酔っ払いの話声はもってのほか。
あと「自分が!自分が!」と自己主張の塊の声も!(当社比(笑))
何で今まで大丈夫だったんだろーなー!?

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長々と失礼しました。<m(__)m>
ドタバタの2015年でしたが、
来年は、こーんな感じで参ります。

1月30日 さいたま市のどこかの公民館(どこだろう?)
4月17日 風流楽コンサート
5月22日 ワシントン公演(St. Patricks in Falls Church VA)
前半のいつか 初書籍の出版 \(^O^)/ワーイ!
10月21日 ドラマチック・バロック!
11月週末 レストラン・レ・シュー ライヴ

どうぞ皆様、良いお年をお迎えください!
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バロックランチもやりますよ~!


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by cembalonko | 2015-12-31 11:38 | 日々のいろいろ | Comments(0)

ハイドン「天地創造」弾いてきました♪

中央大学音楽研究会混声合唱団の「天地創造」で演奏させていただきました。
実際に歌った皆さん、そしてこの大変な年に演奏会を成功に導いた運営の皆さん、
マエストロの飯坂純さん、ソリストの岩本麻里さん、大久保憲さん、千葉裕一さん、
そしてアレクテ室内管弦楽団の皆さん、ご一緒させていただいて、
本当に本当に幸せでした。ありがとうございました!

私にとっても、いろいろ胸のつまる演奏会で、
思いがいっぱいで、夕べもよく眠れませんでした。
書きたいことはたくさんあるのですが、
まずは、アレク亭ラーメン!
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アレクテ室内管弦楽団の代表、ホルンの大貫ひろしさんが
何日もかけて仕込んでくださったラーメンを、ゲネプロ前に楽屋で頂きました。
しょうがの効いたあっさりスープと超ジューシーな鶏チャーシュー。ごちそうさまでした!!!

そして、マエストロから頂いてしまったお花!
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今回のマエストロ・飯坂純さんは、白石さんとは全く異なるタイプの指揮者。
ひとりひとりの演奏者への気遣い、音楽づくりへの気迫・情熱がダイレクトに伝わってきました。
80を超えるオペラの演目が頭に入っていらっしゃるとのこと。すごい、の一言です。

学生の皆さんからは、クッキーやマカロンのプレゼントが!幸せ倍増です♪

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この「天地創造」は、28年間中大混声の音楽監督をしていらして、
4月に突然、天国に旅立たれてしまった白石卓也さんが計画なさっていた
最後の演奏会でした。
中大混声にとって、今回の演奏会は大きな区切りだったと思います。
これまで関わってきたみんなが、私たちも含めて、新たな一歩を踏み出す時かもしれませんね。

個人的には、大編成のオーケストラの中で5日間乗り切れて、本当に良かった。
↑ここ、いちばん大事。

さて、今日から大みそかまでは、いよいよ最終章!
原稿書きに励むことにします!まだ頭がくらくらしてるんですけど。
っていうか、ほんとに今年中に脱稿できるのか!?

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by cembalonko | 2015-12-20 10:56 | コンサート報告 | Comments(0)