『古楽でめぐるヨーロッパの古都』公開講座 第4回終了!

本書を一章ずつじっくりと解説する公開講座@タニタ楽器
第4回「セビーリャ」が終了しました。
ご来場くださった皆様方、ありがとうございました!

今日ははじめに、
セビーリャにはモスクを改装して
教会として使用しているところが多かったことに触れ、
大聖堂やアルカサル(城館)などの画像を見ながら、
イスラム文化の名残りを探す、ということをしました。

後半は、ルネサンス時代の多声音楽(主にアカペラの声楽のみの曲)を
じっくりと。書籍に登場する曲では、
モラーレス《全地よ、神をtたたえよ》(p.122に掲載)と、
ゲレーロ《めでたし、この上なく聖なる処女(おとめ)よ》(p.126に掲載)を取り上げました。
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パウルス3世にひざまづくモラーレス(ミサ曲集1544年第2巻の表紙)

講座の後は、参加してくれた友人と北浦和のフレンチ
ビストロ アーブル・ド・パンへ。
 
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一品一品、じっくり楽しめるゆっくりめペースで出てくる、素晴らしいお料理を堪能。
生徒さん方のレッスンに戻り、5時半までお仕事。
夜は、師匠・有田千代子先生のリサイタル、池袋・明日館へ。
ルッカースのオリジナル楽器を日本で聴けるなんて~!幸せ♪
そして千代子先生の演奏は相変わらず素晴らしくて、
脳天かち割られる衝撃・・・ 何やってるんだ私。もっと頑張らねば!←心の声
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調律され中のルッカース






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by cembalonko | 2016-10-28 00:08 | 音楽 | Comments(0)

ドラマチック・バロック!Vol.6 終了!

ドラマチック・バロック!Vol.6 ~イングランドからの風~
盛会のうちに終了いたしました!
ご来場くださった皆様方に、心より御礼申し上げます。
また、今回も多くのご支援を頂きました武蔵野合唱団の団員の皆様方、
スタッフの皆様方、そして撮影のボックリ博士、ありがとうございました。m(__)m

これまで6回やってきて、
今までで一番充実したプログラムだったのではないかと思います。
秋吉さんが「この曲が歌いたい!」といって探してきてくれた曲で、
私は原典資料を調べる係&オーケストラもののチェンバロ編曲など・・・
そんな役割分担で 今回は迎えました。

曲が終わるごとに、会場の皆様の拍手と
うっとりとため息のような空気が伝わってきて、
私たちも嬉しく、楽しく演奏できました。
・・・もちろん、あのプログラム、
弾くのでいっぱいいっぱいだったところはあるにしても、ですが・・・(^^;

いつまでたっても、成長する場を与えていただけることに、本当に感謝です。

では、ボックリ博士の撮影してくださった写真をどうぞ!
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前半はこんな感じ
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バロック調のヘアメイクすてき♪
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後半はこんな感じ。鳥のさえずりを歌った邦ちゃんは黄色でした🐓
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顔が緊張しとる
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皆様、ご来場ありがとうございました!
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書籍も販売しました~!
夫が1時間有給を取り、売り子要員として駆けつけてくれました。ありがとう!


===コンサートの記録===

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~イングランドからの風~

●日時 2016年10月21日(金)19時開演
●会場 東京オペラシティ 近江楽堂
    (京王新線 初台駅から直結)
●出演 秋吉邦子(ソプラノ)渡邊温子(チェンバロ)
●演目 ヘンデル《エイシスとガラティア》より
    ヘンデル《快活の人、沈思の人、温和の人》より
    パーセル《妖精の女王》より
    ブル《ラムリー卿のパヴァーヌとガイヤルド》ほか




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by cembalonko | 2016-10-23 11:43 | コンサート報告 | Comments(0)

身の丈以上のこと

7月に本が出て以来、おかげさまで好評です。
本を読んでくださった本人から直接伺う感想も、
ブログやAmazonに書いてくださった感想も、
書いた本人にとっては、かけがえのない、嬉しいことです。
些細なことでも、反応していただけた時が、
何より「報われた」と思える時です。

メジャーなクラシック音楽誌に書評を載せていただけたことは、
思いもよらぬプレゼントでした。
教育関係や旅行関係の雑誌にも取り上げていただいたことも。

『音楽の友』に書評が載った時、実は身構えました。
ちょっと待てよ・・・
これはあきらかに、身の丈以上のことが起こっている。

こういう時は、要注意なのです。
自分は変わっていないのに、でもひょっとして
周りの目が変わるかもしれない。
これは怖いことだ。私はどうしたらいい?
身の丈以上のふりして通す?

これまでも、いつもちょっとだけ、背伸びをするように生きてきました。
それでやっとプラスマイナスゼロになると思っていました。
初めて世に問うた本が、認めていただけたのは、
もしかしたらそうしたものが、積み重なった結果がなのかもしれないけれど、
やっぱり私は、あくせくしているし、
今自分が求められていることを、せいいっぱいやっていくことで
いっぱいいっぱいです。
認めていただいたことは、素直にうれしい。
でも、そういうときこそ、足元を見つめて、
今、誰かのためになることを、せいいっぱいやる、
そういうことに、邁進していきたいと思います。

なんだか決意表明みたいになっちゃったな・・・(笑)

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最近の出来事・・・
9月終わりに、水戸にアンサンブルの指導に行きました!初水戸!
コーチングといって、通奏低音の立場からアンサンブルの指導。
アメリカにいた頃はよくやっていた形態です。
弦楽器や管楽器の技術的なことはあまり申し上げられないのですが、
バロック音楽の基礎・通奏低音から音楽の作り方を一緒に考えていくことは、
メロディー楽器の方々にとっては楽しいらしいです(^^)
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写真は水戸奏楽堂のロビーとオルゴール。ホール内には久保田彰氏製作のチェンバロが置いてあります。

バロックランチの会!
10月14日に、月に一度のバロックランチの会を開催!
お腹に優し目の野菜たっぷりスープを煮込み、
マンハイム宮廷楽団のコンサートマスター、トエスキの作品を練習しました。
楽譜の筆写をした人が、ところによりいい加減…
パートによって小節数が違ったり、強弱記号の位置が違ったり…
でも、みんなであーでもないこーでもない言いながら
音楽を形にしていくのは楽しいです。美味しいパンと、
各地の銘菓と、手作りのブローチを頂き、幸せなひとときでした!
(写真はバロックランチオフィシャルフォトグラファーあかねさん&邦ちゃん)
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by cembalonko | 2016-10-20 00:01 | 日々のいろいろ | Comments(0)

『古楽でめぐるヨーロッパの古都』公開講座 第2回終了報告&予告編

本書を一章ずつじっくりと解説する公開講座@タニタ楽器
第2回「アントウェルペン」が終了しました。
ご来場くださった皆様方には、心より御礼申し上げます。

今回の主役は、チェンバロ製作者のルッカースと、楽譜印刷工房を創設したスザート、
そしてスザートから最初の作品集を出版したラッススの3人。
主に、ルネサンス時代の世俗音楽(舞曲とシャンソン)について取り上げました。
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クルムホルンを吹く楽師たち
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ルッカースがチェンバロの装飾に使用した模様紙(ルッカースペーパー)

次回、10月13日(木)の第3回「リューベック」では、
バッハが影響を受けた先輩オルガニストのブクステフーデと、
ブクステフーデの前任者のトゥンダーについてお話します。
特にカンタータ(プロテスタント・ルター派の礼拝の音楽)に関しては、
バッハとブクステフーデが
同じモチーフを使って書いた曲の比較などを予定しています。

ちなみに第1回「ザンクト・ガレン、ニコシア」では、
単声聖歌(グレゴリオ聖歌)と中世の多声音楽の記譜法の移り変わりを、
実際の楽譜の例を見ながら解説しました。

ということで、本講座は 第1回中世 第2回ルネサンス 第3回初期・中期バロック と続き、
第4回と第5回では、ふたたびルネサンス風味多めでおおくりします。
(ルネサンス音楽の真骨頂、多声の宗教曲など)

来季(2017年4月~6月)は、主に盛期バロック・後期バロック・初期古典派を
取り上げますので、どうぞご期待ください!

以上、第2回の終了報告と、今後の予告編でした。ご来場おまちしています!
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by cembalonko | 2016-10-01 00:06 | 音楽 | Comments(0)