夏のフランス旅行の記録

久しぶりのブログ更新です。
先月、フランス旅行(兼・取材)に行ってきました。
パリの鉄道、工事中の路線が多く、いろいろと泣かされた経験もありましたが、
今思い出すと、それも含めて本当に楽しかった!刺激もいっぱい!
現地からFacebookに投稿した記事を見ますと、「廃墟マニアか?」と思われそうなので、
こちらは、普通の観光客風で(笑)

8月12日(土)東京→パリ
成田→ワルシャワ(トランジット)→パリ(夜着)
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セーヌ川とオルセー美術館

8月13日(日)パリ→アヴィニョン 
オルセー美術館 → TGVでアヴィニョンへ(夕方着)
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モネのルーアン大聖堂(オルセー美術館)
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拡大!

8月14日(月)アヴィニョン
ホテルで朝食→観光案内所→サン・マーシャル修道院跡公園→教皇庁宮殿→昼食→聖アグリコラ教会→ベネゼ橋→ヴィラヌーヴ・デ・ザビニョン修道院→聖母大聖堂→ホテル→夕食
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聖母大聖堂と教皇庁宮殿

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教皇庁宮殿 大聴聞室
8月15日(火・祝)アヴィニョン&アルル
アヴィニョン駅で朝食→タンチュリー通り散策→地方鉄道でアルルへ
円形闘技場→円形劇場→サン・トロフィーム修道院→昼食→エスパス・ファン・ゴッホ→地下遺跡→コンスタンティヌス帝浴場跡→レアチュー美術館→カフェ・ゴッホ→国際ヴァン・ゴッホ財団→フォール広場で休憩→地方鉄道でアヴィニョンへ→夕食→ホテル
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エスパス・ヴァン・ゴッホ(ゴッホが入っていた病院跡)
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カフェ・ゴッホとフォールム広場のゴッホ像

8月16日(水)アヴィニョン→パリ
朝食(駅のパン屋)→TGVでパリへ→サン・ジェルヴェ教会(外観)→市庁舎→サント・シャペル→昼食→ノートルダム大聖堂→サン・ジェルヴェ教会(内部)→ピカソ美術館→夕食→パラディ・ラタン(キャバレー)→ホテル
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ノートルダム大聖堂(横から)
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ピカソ美術館

8月17日(木)ヴェルサイユ
朝食(ホテル)→C線南回りにてヴェルサイユへ→ヴェルサイユ宮殿・大トリアノン・小トリアノン→C線南回りにてパリへ→夕食→ホテル
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ヴェルサイユ宮殿 鏡の間

8月18日(金)パリ→東京
パリ→ワルシャワ(トランジット)→成田(翌19日午前着)
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ヴェルサイユ宮殿 正面ファサード


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# by cembalonko | 2017-09-01 23:46 | | Comments(0)

一日一個の旅の準備 アビニョン編

突然ですが、12日から19日までフランスへ行って参ります。
遡ること半年前、ポーランド・エアの成田―ワルシャワ―パリ便開始時に、
瞬殺だった超格安チケットを、夫が脊髄反射的にポチ!してしまったことから、
この旅行が決定。
でも、ヨーロッパに行くからには、タダで帰ってくるわけには行きません!
そこで、急遽あとづけ取材旅行を敢行することに。
パリーアヴィニョンーアルルーパリーヴェルサイユ―パリ
という強行スケジュールが出来上がってしまいました。

出発も間近ですが、今日はアヴィニョンについて、ちょっとメモ。

その前に、なんでアヴィニョンなのか・・・?

一年前に上梓した拙著『古楽でめぐるヨーロッパの古都』第2章に、
でてくるんです、アヴィニョン。

p.40より「(ニコシア王ピエール一世〔在位1359-69〕は)エジプトのアレクサンドリア攻略を企て、その軍資金集めのためにヨーロッパへ三年にわたる旅行を行い、教皇や各国の国王たちを歴訪しました。年代記作家のフロワサールは、ピエール一世が当時教皇庁のあったアヴィニョンに到着した時の人々の歓迎ぶりを次のように書いています。「(ピエール一世は)心から誠実に、敬虔さと尊敬をもって迎えられた。枢機卿も街の聖職者も神学生もみな、十字架、司教冠、聖水、たくさんの聖遺物や聖人像を捧げもち、彼に謁見した。その様子はたいへん華麗であった」

この風景を、追いたかった。 そ れ だ け です。我ながらマニアックですねぇ・・・

===アヴィニョン Avignon===

教皇庁宮殿
1309年 - 1377年、7代のフランス出身教皇が教皇庁をアヴィニョンに移し、
ベネディクトゥス12世(在位1334-42)が修道院と要塞を兼ねた宮殿を建設、
次代のクレメンス6世(在位1342-52)はフランス宮廷を意識し、豪華な新宮殿を増築。
フランス革命後に兵舎として使われ、内装や調度品はほとんど残っていないとのこと。
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©Jean-Marc Rosier Wikimedia Commons

ローヌ川を隔てた対岸にあるヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンに
インノケンティウス6世(在位1352-62)が創設した「祝福の谷の修道院」があり、
そちらの方が内部のフレスコ画などもよく残っているらしいです。

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出発までに終わらないかも~夏休みの宿題(特に右下の資料💦)



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# by cembalonko | 2017-08-08 01:07 | | Comments(1)

中央大学混声合唱団 J.S.バッハ《ロ短調ミサ》終了!

6月24日、中央大学混声合唱団とのJ.S.バッハ《ロ短調ミサ》終了いたしました。
飯坂純マエストロ、ソリストの皆様方、アレクテ室内管弦楽団の皆様方、
コンサートを陰で支えられたOB,OGをはじめ多くのスタッフの皆様方、
今回もリハーサルから本番まで、たくさんの刺激や心の糧を与えてくださって
本当にありがとうございました。

特に通奏低音隊の皆様!いろんなことを学ばせていただき、
また支えていただいて…感謝です!

このコンサートでは、OB,OGも学生と一緒に歌っていて、
もう10年も前に青梅の実家からチェンバロを運ぶのを手伝ってくれたメンバーにも再会でき、
嬉しかったです。

舞台とか楽器とかの写真がなくてすみません。
今回もマエストロから頂いてしまったお花と、プログラムの表紙です。
本番の日はほんと余裕なくて…だめですわ…_| ̄|○ il||l

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♪♪♪ コンサート報告 ♪♪♪


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中央大学混声合唱団

ロ短調ミサ曲演奏会

・日程
 2017年6月24日(土) 17:00開演

・場所
 パルテノン多摩 大ホール

・出演
 指揮:飯坂純
 SopI:岩本麻里
 SopII:石田亜希子
 Alt:上杉清仁
 Ten:大島博(当団OB)
 Bas:大森いちえい
 Org:渡邊温子
 管弦楽:アレクテ室内管弦楽団 
 合唱:中央大学混声合唱団


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# by cembalonko | 2017-06-26 23:47 | コンサート報告 | Comments(0)

ある侍女の回想録

ゾフィー王女様は、それは聡明な御方でした。f0018790_22353636.jpg
私はゾフィー様がお生まれになり、ツェルプストのお城にいらした時から、
お部屋係としてお仕えしておりました。
王女様の学才は、フランスからいらしたご教育係の
マドモアゼル・カルデルも舌を巻くほど。
フランス語の詩を流暢にお読みになり、
ご自身でもお作りになるほどでしたが、
王女様はどちらかというと、歴史や政治のお話の方に、
ご熱心でいらっしゃいました。
乗馬もとてもお上手で。
宮廷楽長のファッシュ様はいつも、
「ゾフィー様がもう少しクラヴィーアのお稽古に
時間を割いてくだされば、
ブリリアントな弾き手になられますものを…」と
嘆いていらっしゃいました。
でもゾフィー様、ロシアにいらしてから、
オペラの台本もお書きになっていらっしゃるのですよ。
ペテルブルクの楽長フォーミン先生が曲を付けてくださったそうです。
もっとも、このオペラがあまり人気が出なかったのは、
ゾフィー様の台本が良くなかったのだ、などと後世の人は言っているそうですが、
ゾフィー様にとっては、さぞかし心外なことでしょうね。

…ついついおしゃべりが長くなってしまいました。
私は、嬉しいのでございます。
あの、色白で華奢だったゾフィー様が、ロシアみたいな大国を束ねられるようになって、
このような見事な絵画を収集されて。
ゾフィー様の見識の高さは、ヨーロッパの列強を唸らせるのに充分なものだったと推察いたします。
ただ…この東の国での閲覧会に際しては、
私たちの故郷ツェルプストの名前がどこにも紹介されておりませんの。
「ドイツの中小領邦」なんて、ちょっと失礼ではありませんこと?

f0018790_22374311.jpgゾフィー様がロシアでエカチェリーナ2世となられてから、
さぞかしご苦労も多かったことでしょう。
娘を遠くへお嫁に出した母の気持ちは誰も同じ。
母君のヨハンナ様が半年とおかずに
お手紙をお送りになっていたお心、痛いほど分かります。
でもそれが、プロイセンからロシアと密通しようとした
スパイ活動と疑われようとは…

ツェルプスト=アンハルトはなくなってしまいましたが、
貫録のあるエカチェリーナ2世としてのお姿よりも、
ツェルプストのお城の隣の乗馬練習場で
お上手に馬を操っていたゾフィーさまのことを、
お部屋係の私はずっと覚えておりますよ。


(この記事はフィクションです。大エルミタージュ美術館展に行ってきました、のご報告でした!)
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# by cembalonko | 2017-06-06 22:46 | 知的好奇心 | Comments(1)

ケーテンのバッハと宮廷音楽~歴史的再現料理とともに~ 終了いたしました!

5月28日(日)に開催しました
「ケーテンのバッハと宮廷音楽~バッハ時代の歴史的再現料理つきレクチャーコンサート~」
無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様には、心より御礼申し上げます。
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そしてサプライズ・ゲストとしてご登場いただいたバロックダンスの平山絢子先生、
歴史的再現料理の調理担当の「音食紀行」遠藤雅司さん、
受付を快く引き受けてくださった田村早樹子さん、
最後に演奏で会を盛り上げてくれたバロックランチの会の皆さん、
皆様方のご協力がなければ、この会は実現しませんでした。
いろいろな条件が整わない中、最大限のお力を貸してくださり、
本当にありがとうございました。

このあと、すごく長文です。ご興味がある方はどうぞ・・・

この日は公開講座の前の10:30から12:30まで、非公開の演奏ワークショップ「バロックランチの会 in 要町!」を催しました。「管弦楽組曲」をテーマとし、組曲に含まれる舞曲の中からガヴォット・メヌエット・ブレを取り上げました。
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ワークショップの様子

初めにJ.=B.リュリ作曲の、実際に舞踏の振付がされている曲を、
参加者の弦楽器・管楽器の演奏家の皆さんと練習。
そこでバロックダンスの平山絢子先生にご登場いただき、
舞踏のステップから見た演奏法のヒントなどを解説していただきました。
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平山先生とバロックダンスの基本の動きを練習中!

基本的なバロックダンスの動き
(膝を曲げて上体を低くする、もとにもどる、膝を伸ばして状態を高くする)を練習したり、
合奏を半分に分け、半分が演奏するのに合わせてもう半分が舞曲のステップを踏んで合わせてみたり。
一拍目に上体が上がるのか、下がるのか、跳躍したあとに片足で着地するのか両足でするのか、
そんなことで、拍のとらえ方が全く変わり、それが各舞曲のキャラクターを作っていることが良く分かりました。
その後、J.S.バッハ《管弦楽組曲第1番》より同じ3つの舞曲を、
平山先生にアドバイスをいただきながら練習し、午前の部は終了しました。
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ワークショップにご参加の皆様と

14:00からのレクチャーコンサートは、初めにケーテンの位置を広域地図で確認。
その後ケーテンの街の地図を見ながら、バッハが住んだ家やケーテンの教会、
宮廷の内部の様子などをスライド画像で見ていきました。
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バッハがケーテンで書いた主要作品を紹介し、
その中からケーテン候レオポルトの誕生日のために書いた
世俗カンタータ《いとも尊きレオポルト候よ》の曲例を聴きました。
(実際の音源はライプツィヒ時代に改作した教会カンタータ《高められた肉と血よ》BWV173を使用)

ここまでで45分経過。いよいよお待ちかね、歴史的再現料理のコーナー!
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お料理の説明をする遠藤さん

「音食紀行」遠藤シェフはこの日の朝、なんと4kgもの牛もも肉を煮込んでくださったのだとか。
メニューは ①アイゼナハ風焼きソーセージとりんごの煮込み
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②牛肉の赤ワイン煮(ライプツィヒの料理本1745年より)
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③ドイツパン5種類 ④フレーバーウォーター。
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想像していたよりもたっぷりの量を作ってくださったので、
ご来場の皆様には充分召し上がっていただけたのではないでしょうか。

後半は、チェンバロ独奏でフランス組曲第6番からアルマンド・サラバンド・ガヴォット・ジグを演奏。
このサラバンドとガヴォットに、平山先生にダンスの振付をお願いして踊っていただきました。
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少しの解説をはさみ、最後はバロックランチの会アンサンブルの皆さんと、
午前のワークショップでも取り上げた《管弦楽組曲第1番》からガヴォット・メヌエット・ブレを演奏しました。
アンコールにブランデンブルク協奏曲第5番第1楽章のチェンバロのカデンツァから最後まで演奏しました。
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主催者として・・・前半、歌詞対訳のワードファイルが拡大できない状態になったとか、
お料理を召し上がっていただく時間を少なく見積もり過ぎていて、
後半予定していたお話をほとんどをカットしなければならなったなど、
想定外のこともありましたが、
音楽とともに、その音楽が鳴り響いていた時代を包括的に再現するような催しをしたい、
という「夢」に一歩近づけて、本当に幸せな気持ちでした。
繰り返しになりますが、力を貸してくださった方々、
興味を持ってご来場くださった皆様方がいたからこそ、実現できたことです。
初めてのことばかりで、至らない点も多かったと思います。
いらしてくださった皆様方には、今後のために、
忌憚のないご意見・ご感想を頂ければ幸いに存じます。

(写真を使わせていただいたみなさま、ありがとうございました)

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# by cembalonko | 2017-05-31 22:25 | 公開講座報告 | Comments(0)