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# by cembalonko | 2019-08-14 09:34 | 日々のいろいろ | Comments(0)

2019年初めての更新です!今頃すみません…(^^;

2018年から2019年へ…この年末年始、というより
すでに昨年の下半期から余裕のないスケジュールがつづき、
ごあいさつの投稿もできず、申し訳ありません。
2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

この年末年始は、21年ぶりにイタリアを訪れました。
ヴェネツィアとフィレンツェに4泊ずつで、
イタリアの美術・建築そして音楽を堪能してきました。
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ヴェネツィア スキアヴォーニ河岸
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ヴェネツィア ドゥカーレ宮殿
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ヴェネツィアの象徴 有翼の獅子の像

ヴェネツィアは拙著『古楽でめぐる…』で一章を割いたので
自分的には下準備ばっちり!のつもりでしたが・・・
行く教会ごとにある、美術史の教科書に出てくるような名画の山、
街中をめぐる小さな運河にかかる 半円を描く階段状の小橋、
人がすれ違うことができないほどの、石畳の狭い路地。
見るものすべてが、知的刺激に満ちていました。
後付けのように、ヴィヴァルディゆかりの地を訪ねて歩いたりも。
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ヴェネツィア スキアヴォーニ河岸

フィレンツェもヴェネツィアに勝るとも劣らない、教会や美術館めぐり三昧。
こちらは書籍に書いていない街ですが、
それにしても!史上初めてのオペラが上演されたのが
現在は絵画館で有名なピッティ宮殿だって、今知った・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
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フィレンツェ ピッティ宮殿

そしてやはり、ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)と
ジョットの鐘楼、聖ヨハネ洗礼堂のコンプレックスの印象は強かったですね~
早起きしてジョットの鐘楼にゼイゼイ言いながら登り、
そこから見た、朝日を斜めに浴びるレンガ色の大聖堂のドーム屋根は
本当に美しかったです。
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フィレンツェのドゥオーモ ジョットの鐘楼より

ところで大聖堂のファサードは、現在の形になってから
まだ100年くらいしかたっていないそうです。
今回初めて知ったのですが、イタリア独立に際して、
フィレンツェが最も輝かしかったダンテの時代に戻す、
というプロジェクトによって、鐘楼と洗礼堂と調和したデザインになったとのこと。
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フィレンツェ ドゥオーモのファサード
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フィレンツェ ミケランジェロ広場より

イタリア2都市で、デジカメのメモリカードが足りなくなるほど撮影した写真は、
これから音楽講座などのイベントで、たくさん役に立ってくれそうです。
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ヴェネツィア 運河沿いのヴィラ





# by cembalonko | 2019-01-17 01:30 | 日々のいろいろ | Comments(0)

中世の宴に迷い込んで。

演奏も講座も、今年は少し落ち着いたので
(あー!原稿の締め切りがまだひとつあったー!ってのは忘れて…)
今週末はいろんなイベントに参加してみてます。

今日はコストマリー事務局主催
「一葉の旋律、ある冬至の物語~中世欧州とその音楽~」に
お邪魔してきました。

カルミナ・ブラーナ(オルフのじゃなくてホンモノの方)や
聖母マリアのカンティガ集などの中世の歌と器楽曲を、
蝋燭の光だけの中で聴く・・・というイベントでした。

ドアを開けて薄暗い会場に入ったとたんに漂ってくる、
ハーブの香り(多分ローズマリー?)。異界の入り口感満載でワクワク。
そして暗い中、階段を下りていくと、あ、なんか踏んだ!(゚Д゚;)ギョ!
踏んだのはハーブの葉っぱ。床のそこかしこに撒いてあり、
昔はそれを踏んで良い香りを漂わせていたのだとか!
香りのもとはこれだったんですね~

Sally Lunnさんと近藤治夫さんによる、
中世の物語歌を中心とした演奏。
ハーディーガーディー、バグパイプ、
プサルテリウム、ハープ、笛といった楽器と歌の演奏が、
語り部の白沢達夫さんのやさしいお声の解説とともに流れると、
もうそこは、中世のある冬の夜に・・・
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蜜蝋燭の光 蜜蝋燭は当時高級品で、庶民は獣脂による灯りを使用していたそう

休憩時間には、歌詞の中に出てくるものと関連した
中世のお料理がふるまわれました。
(兎の丸焼きを一人で平らげてしまったダメ男の話とか、
女中が隠したTボーンステーキが聖母の奇跡によって
引き出しから飛び出してくる話とか・・・
なんじゃそりゃ!なんだけどあるのよ、そういう歌が!)
・兎肉の串焼き+中世アラブのソース(ラベンダー入り)
・ラム肉Tボーンステーキ
・ミンスパイ(中世の甘い豚ひき肉のパイと現代イギリスのレシピのもの) etc...
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兎の串焼きとミンスパイ 左半分が中世風、右半分が現代イギリスだそうです

私はミンスパイにとっても惹かれていたのですが、
展示してあるレアなCDをあさっている間に、
中世の方のミンスパイ、食べ損ねました~(´;ω;`)ウゥゥ
でもいいんです!大事な資料たくさんゲットできたし!出費しちゃったしー!(笑)

参加して本当に楽しかったです。
私がやりたいと思っていることの「理想形」だと思いました。
今年、音楽と風景と食のイベントを何度もやってきたのは、
ある時・ある場所にタイムスリップできる空間を提供したかったからなんですね。
当時の香り、味、空間、音、そんなものをひっくるめて再現出来たらなぁ、
というのが、夢なのです。

今回のイベントは、その要素がみんなそこにあった。
まず香り、そして暗がりに蝋燭のみという空間。
そうだ、食べる前に「手洗いの儀式」っていうのもやりました。
中世は手づかみで食べていたので、手を清めることは必ずやっていたとのことで。
そして当時の音楽を、中世のヨーロッパの言葉で聴く。
現代から遠い時代の方が、イマジネーションがかきたてられるものなのかも。
本当に素敵でした☆彡 来年はどなたか一緒に行きましょう!



# by cembalonko | 2018-12-15 22:27 | 知的好奇心 | Comments(0)

カトリック北浦和教会のクリスマスコンサートに行ってきました!

2018年も師走に入りました。
コンサートや講演の情報・終了報告以外では、
久しぶりのブログ更新です。ご無沙汰してすみません。
今年は本当~に忙しかった・・・
でも残すところ、大きなイベントは12月9日の風流楽のコンサートのみで、
少しほっとしているところです。
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カトリック北浦和教会 マリア像

さて12月2日(日)、カトリック北浦和教会のクリスマスコンサートに行ってきました。
この教会は、ドイツのレーゲンスブルクで勉強された
山田早苗さんがオルガニストを務めておられ、
グレゴリオ聖歌をうたう聖歌隊があります。
私は山田先生からオルガンをご教授いただいたことがあり、
聖歌隊員には、浦和の音楽講座の受講者など、
知り合いの方が数名いらっしゃいます。
以前チェンバロのリサイタルをさせていただいたというご縁もあり。
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プログラムは、初めにオルガン伴奏なしで、
グレゴリオ聖歌とビクトリアの作品が、
聖歌隊によって、聖堂の祭壇側で演奏されました。
私はてっきり、会衆席の後ろのオルガン桟敷で演奏されるものと思っていたので、
祭壇に近いところ(=オルガンが良く見え聴こえるところ)に陣取っていました。

ところがその場所、祭壇から近すぎて、
まるで聖歌隊員にとり囲まれるような感じとなり、
知り合いの聖歌隊員とも目が合ってしまう距離💦ちょい照れました・・・
(指揮台がほぼ隣にある時点で気づけよっっ!)
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↑ ほら、隣に指揮台あるし・・・(*_*;
でもそれが、良かったのです。
人の声に包まれるって、何て温かいのでしょう・・・
自然と涙がこみあげてきて、鼻水ずるずる・・・(笑)
待降節(クリスマスを待ち望む期間)の最初の日曜日に聴く、
その「時」の意味を本当に知っている、信者さんたちのピュアな歌声。
深く心が揺り動かされるのを感じました。

海外から来るプロの古楽合唱団はいっぱいありますが、
何が人の心を動かすかって、演奏技術とはまったく違うところにある
ということに、改めて気づかされました。
もちろんこの聖歌隊、10年前より鈴木優先生(バリトン)からの指導を受けており、
演奏が素晴らしい仕上がりだったことは言うまでもありません。
本当に、来て良かった。
年の終わりに、こうしたピュアな音楽に触れ合えたことは、私の心の糧となりました。
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オルガンでは、ザムエル・シャイトのマグニフィカトが、
バリトンによるグレゴリオ聖歌と交互に演奏され、
シャイトの時代にタイムスリップした感じがしました。
たまたま、前日に音楽講座でシャイトの話をしたところだったので、タイムリー♪
ハレ(シャイトが活躍した街)の古いオルガンの画像が浮かんできました。

カトリック北浦和教会の皆様、
素晴らしい演奏会を、ありがとうございました。
来年以降も、続けていけますように!
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# by cembalonko | 2018-12-04 23:34 | 音楽 | Comments(2)