写真入り 阿部真也と仲間たち 震災チャリティの顛末(?)
昨日、阿部真也と仲間たち 震災チャリティコンサートが無事終了しました。
このコンサートは、私の大学時代からの友人のヴァイオリニスト・生方真里さんが
取り持って下さったご縁で、今回初めて参加させて頂きました。
指揮者・ヴァイオリニストの阿部真也さんが企画するコンサートシリーズです。
ところが、震災が起こった影響で、阿部さんがドイツから予定通りに帰国ができなくなり、
リハーサルが予定されていた会館も安全上、使用出来なくなり、
全員揃っての練習が、なんと!当日の、演奏会開始までの時間だけとなりました。
「当日のスケジュールがそれほどタイトなら、
チェンバロが行かない方が、他の方のためになるのではないか・・・」という思いがよぎりました。
なぜなら、チェンバロは調律に時間がかかるので、
その分、弦の方々が合わせたいのではないか・・・と・・・
演奏者の皆さんが楽しみにしている言葉に後押しされ、予定通り参加させて頂きました。
今まで経験したことのない質の拍手で、
心にグッとこみ上げてくるものがありました。本当に、来て良かった・・・
その筋の方に言わせれば、一年中で最も強力に願いを叶えるパワーを持っているとか。
そんな日に、阿部真也さんの真摯な音楽に共鳴する
キラキラ輝く若い演奏家の皆様と一緒に、
大好きなバッハ・ヴィヴァルディの音楽を演奏出来たこと・・・
それも、コンサートに足を運んで下さった皆様方と心を一つにして、
震災に遭われた方の一日も早い復興を、
強く強く願うコンサートで・・・
・・・感無量でした。
この時間を共有して頂いたすべての皆様に、心より感謝いたします。
※ この記事の写真はすべて、ボックリ博士撮影 博士、いつもありがとうございます♪
by cembalonko | 2011-04-04 10:20 | コンサート報告 | Comments(2)
直前までリハーサルされていたわけが解りました
お疲れ様でした
被災地の方にもこの素晴らしい演奏を聞かせてあげたいと、二時間涙ボロボロで聴かせていただきました
弦楽とチェンバロの競演!バッハやヴィヴァルディーの旋律を、足元から感じながら、蝋燭の灯りに癒されながら、遥かな世界に浮遊してしまいました
あらためて音楽と、人の和とに 前を向く力を頂戴しました
お元気で!
コンサートにいらして下さり、ありがとうございました。m(__)m
私たちも、聴いて下さっている皆様のお気持ちを、
肌で受け止めながら弾いておりました。
長年音楽に携わっておりますが、今回の演奏会ほど、
音楽が人の心をつなぎ合わせる力を思い知った事はありませんでした。
これからも、真摯な気持ちで演奏を続けたいと思います。
ありがとうございました。