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83歳 グスタフ・レオンハルト チェンバロリサイタル

昨日は、午前中は浦和の音楽講座、午後は30日のリハーサル、
夜はグスタフ・レオンハルトのリサイタルと、充実した一日でした。
講座にいらして下さった皆様、今回もありがとうございました!

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

レオンハルトは御歳83才。満席の津田ホールで、
前半はスコブロネックのイタリアン後半はアンセルムのフレンチを使い、
フレスコバルディ、ルイ・クープラン、フローベルガーなどの作品を演奏。
アンコールは、ルイ・クープランのヘ長調のシャコンヌと、
フローベルガーの「来たるべき死に寄せる瞑想」←レオンハルトおじさんのウィット♪

チェンバロを鳴らす、歌わせるって、こういうことなのか・・・
今の人生の2倍近く生きたら出来るってものではないと思うけれど、
目指している方向の遥か遠くの先を見せてくれる人の存在は大きいです。

そして、チェンバロって・・・
どんな楽器を使っても、どんな会場であっても、どんなコンディションであっても。
その「人」が透けて見える。
そんな楽器だなぁ、と、強く感じたコンサートでした。

31日のトッパンホールも楽しみ♪

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さて30日は多摩市の観音寺で演奏します。
演目は、朗読の野田香苗さんによる
「仏説父母恩重経(ぶっせつぶもおんじゅうきょう)」に、
私が音楽を付けたもの。
これは、父母の恩について、釈迦が弟子たちに語るという物語で、
テキストがかなり難しかったのですが、さすが、野田さん!
彼女の声にかかると、心にストン、と落ちる!感動~
昨日、音楽を入れてみたら、なかなか良いですよ~♪(自画自賛^^;)

・・・お寺関係者の皆様方、いつでも出張公演いたします(笑)

by cembalonko | 2011-05-27 10:15 | 音楽 | Comments(0)