子供の習い事について
ここのところの出来事。
☆昨日は午後中、M.マレの作品をがっつり、
ヴィオラ・ダ・ガンバの藍原さんと合わせて頂きました~♪
・・・いいわぁ~~~ (*^。^*) シアワセ…
☆家の人がしばらくぶりで激務らしい。
食欲がなくて、昨日は帰ってきてからヨーグルトと苺2粒しか食べなかった。
これは、すこーしばかり、心配ですなぁ・・・
☆明日10時からタニタ楽器北浦和東口センターでバロック音楽講座!
初めてH.パーセルを取り上げます。パーセルも、いいわぁ~~~(*^。^*) シアワセ…
ヘンデル率は若干低めですが、ネタ満載でお届けします!ぜひお越しくださいませ!
さて、本題です。
先日、小学生のお嬢さんがいるお母さんとお話をしていた時に、
考えさせられたことがありました。
最近の子供さんは、塾やお稽古事で、本当に忙しい。
親がかけられる時間も費用も限られている中、
家の近くで気軽に習えるリーズナブルなところで、
出来るだけたくさんの種類のお稽古ごとに触れさせるのが良いのか、
謝礼が高くても、家から遠くても(もちろん近いに越したことはないが)、
その筋の本当のプロフェッショナルの方に
一つか二つに絞って、ある程度きちっと習わせるのがよいのか。
どちらが良いのでしょうね・・・
私の親は、完全に後者でした。
私は子供の頃、バレエも習いたかったのですが、
「あなたはピアノやっているから」と、させてもらえませんでした。
でも、素晴らしいピアノの先生を探してきてくれて、
私はその、きびしーい先生のところへ、江ノ電に乗って通っていました。
その先生は、私が習い始めた頃(年長さん)芸大の学生でした。
先生が留学されて、ピアニストになっていく過程を、
間近で見て、憧れて育った、そんな子供時代でした。
今となっては、親に感謝しています。私は、それでよかった。
でも・・・もし、私が音楽の道ではない人生を歩んでいたら?
あの頃、やりたかったことをさせてくれなかったことを、違う風に思っていたかしら?
お話をしていた小学生のお母さんはおっしゃいます。
「娘本人は別にその道のプロにならなくてもいい。
プロになることは大変だ、ということを、
教えてくれる先生がいい。」と。
私も、同感です。同感ですが、もし子供がいたら、すごく悩むだろうなー
子供がやりたいっていうものを絞れるか!?子供の適性を見抜けるのか!?
世間のお母様方のご心労、お察しいたします・・・
by cembalonko | 2012-04-25 21:56 | 日々のいろいろ | Comments(4)
「やらせない」わけでは無いんです。
「やりたいこと」も本気でやりたがってほしいのです。
やりたいことを見つけたなら、多少なりとも人より上手と言われる様になったものを差し置いてでもやる。
親の下に暮らす間はそういう姿勢を伝えたいと思っています。
それと低学年のうちは、「何もしないおバカな時間」を残しておいてあげたいというのもあります。
ただ、何でもすすっとこなす器用でアグレッシブな子だったらちょっとまた違う方針だっただろうと思います。
対応も違ってきますよね。
「本気でやりたがってほしい」素敵な表現です♪
適当にいろいろ手を出して、
「本気」を出さずにすむように過ごしていると、
「本気でやるってどういうこと?」になりかねないような
気もしますね。
(そこに反応するなって!?)
学校とは違ったところで、社会の一端に触れる体験をする。
親や学校の先生の他に本気で関わってくれる大人と付き合う、
そんなことも、お稽古ごとの意義かも知れませんね。
それはそうと・・・くにちゃん、お大事にね・・・