無事終了いたしました。ご来場くださった皆様方、ありがとうございました。
また、会場の松本記念音楽迎賓館・館長の横田様、いつも温かいサポートに、
心より御礼申し上げます。(以下、料理の写真=小川涼子さん撮影、それ以外=鈴木真紀子さん撮影)
今回は、前半にお料理5品を召し上がっていただき、
後半にアントウェルペンについてのレクチャーをしました。
17世紀・アントウェルペンのお料理メニュー
1.ワーテルゾーイ(ポタージュ・ファン・キケーネン、鶏肉のポタージュ)
2.アスパラガス フランドル風
3.キノコのソテー アントウェルペン1668
4.カルボナードフラマンド
5.りんごのタルト フランドル1612
他 アントウェルペンのスイーツ
17世紀アントウェルペン風フレーバーウォーター
お話は、初めに15-17世紀のアントウェルペンの歴史をざっくりと、
そのあと、活躍した画家や音楽関係者についてのお話をしました。
キーワードは「聖ルカ・ギルド」。
もともとは画家の同業者組合でしたが、
ルーベンスやヴァン・ダイクといった
名だたる画家の名前が連なっているだけでなく、
チェンバロの名工ルッカース一族も同じギルドに所属していました。
そのため、名工たちは、すぐれた画家の一族から妻を迎えることが多かったのです。
ほかには、当時食されていたものが多く描かれている静物画や、
市井の人々の生活を描いた風俗画に描かれたものの象徴について、などのお話も。
物販のコーナー 次回は北ドイツ・リューベック。ハンザ同盟で発展を遂げ、
ブクステフーデなどの名オルガニストを生んだ街です!
ぜひお越しくださいませ!
7月28日(土)12:30-15:00 @松本記念音楽迎賓館
またはcembalonko♪gmail.com まで (♪をアットマークに替えてください)