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カテゴリ:公開講座報告( 19 )

バッハを語る会~ドイツ食巡り~終了いたしました。

音食紀行主催・バッハを語る会 ~ドイツ食巡り~ 終了いたしました。
ご来場いただいた皆様方には、心より御礼申し上げます。

今回のイベントは、バッハにまつわる歴史的再現料理を味わいながら、私を含めて4人の登壇者がそれぞれ、様々な視点でバッハについて、またバッハの音楽をより楽しむためのヒントについて、お話を繰り広げました。

音食紀行・遠藤雅司さんがつくる歴史的再現料理は2品。ハレの聖母教会のオルガン鑑定に行った時に出されたご馳走から「レモンの皮の砂糖漬け」(バッハとハレの因縁のエピソードなどのお話とともに)、1745年ライプツィヒの料理本より「鳩のサワークリーム煮」改め「手羽元のサワークリーム煮」(料理本の著者スザンナ・エーガー女史の肝っ玉母さんぶりについてなどのお話とともに)。
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音楽ライターの白沢達生さんからは、中世から現代の音楽を知ったうえでバッハを聴いている私たちが、意外と忘れがちな視点「バッハは当然、バッハ以後の音楽は知らなかった」を示唆してくださり、バッハが実際に知っていた17世紀の音楽(例えばイタリア音楽ならヴィヴァルディではなくコレッリあたり、北ドイツならラインケンやブクステフーデなど)を知った上でバッハの音楽を聴くと、新たな発見がたくさんある、とのお話がありました。
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音楽学者の斉藤基史さんからは、バッハを最初に評価した同時代人のヴァルター(それまでに音楽用語辞典はあったが、それに音楽家の伝記を合わせた事典を史上初めて製作。そこで当時はたいして有名ではなかったバッハについて記述したことが重要)、バッハの伝記を書いた少し後の人フォルケル(彼の時代には廃れていたバッハの対位法を高く評価したが、それは平等主義に基づいていて、まだ階層社会だった当時としては危険思想だったとも)についてのお話。フォルケルの「バッハ伝」は、岩波文庫から翻訳も出ていて、真実だけが書かれている訳ではないそうですが、ネタの宝庫とのこと。(読まねば!)

私はアンナ・マグダレーナ・バッハの1725年から書き始められた音楽帳を通して、バッハの子供たちについてなどのお話をしました。演奏も同音楽帳より、J.S.バッハ、CPEバッハ、F.クープラン、G.H.バッハ(知的障害のあった息子の筆跡と思われる)の作品を8曲弾きました。

残念だったのは、ご来場者が予定よりも少なかったことです。他の登壇者の方は、あまり宣伝なさらなかったのかしら・・・
私はお三方の、内容の濃~いお話を出演者特典(無料)で聞けたので、採算はともかくそれでハッピー\(^o^)/すっかり参加者目線でした。
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物販コーナー。レアなCDも多数!

by cembalonko | 2019-04-15 00:07 | 公開講座報告 | Comments(0)

ジョセフ・ガショー氏リサイタル&公開講座(企画と通訳)終了しました。

ご参加いただきました皆様方に、心より御礼申し上げます。
昨日(3月2日)日本チェンバロ協会2018年度特別例会
ジョセフ・ガショー リサイタル&公開講座が、無事に終了いたしました。

ガショー先生(って誰!?って感じなんで💦ジョーでいいよね)の演奏は
4年前よりますます磨きがかかって、素晴らしかった。
呼び捨てにしてても、ますます尊敬する演奏家です。
レクチャーとレッスンは、教える立場の者にとって、学ぶことが多かったです。

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雑感なので、ブログに書くことにしました。

チェンバロを勉強すること、古楽について知ることって、
とかく学究的になりやすい。
私自身も、学術的に裏付けのとれたことを、
その道の専門家に伺うことは大好きで、
機会があれば公開講座などに足を運びたいと思っている派です。

今回、ジョーの公開講座をオルガナイズするにあたって、
彼が挙げてきたテーマ(チェンバロとリュート/ギターとのつながり)について、
私は、近い過去に先例があること、
そしてそれらがかなり学究的な内容だったことが、気にかかっていました。

2017年8月 坂本龍右氏による
「リュート・タブラチュアから探る16,17世紀の鍵盤音楽の解釈」
2018年5月 水戸茂雄氏による
「クラヴサンへの影響~リュートによるノン・ムジュレとスティル・ブリゼ~」

しかし昨日の公開講座を聴いて、
それが杞憂であったことに気づかされました。

ジョーのアプローチの根幹は、本当に基本的なこと、
どう「音楽」を作っていくか。
「リュート・ギターとのつながりを通して」というのは単に素材にすぎず、
それを使って、チェンバリストだけでなく、
音楽家には誰でも必要なもの、普遍的なものを共有してくれたのです。

リュートタブラチュアの読み方が分からなくても、
古楽術語が分からなくても、
彼のあふれるような、音楽へのアプローチのアイデアや、
インスピレーションを得るアイデアは、
誰にでも受け取れ、実践しうるものだった。
しかし、要求水準はとても高いもので、
だから初級者からプロまでが、多くを学べる機会になったのだと思います。

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さて、運営側として。
2月以降、気をもみっぱなしでした。
通奏低音の受講者が集まらなかったり・・・
スケジュールを開けておいていただいた
ソリストのお2方に演奏していただく機会がなくなるかも!?だったり・・・
じゃあどうする!?とか・・・
一週間前まで赤字不可避っぽい状況だったり・・・

最後に、通訳として。
トリトヌスの日本語訳が出てこなかったり・・・
勘違いしていたところがあったかもしれないと思ったり・・・
悶々・・・
でも昨日はあれで精一杯だったよね・・・

以上、雑感でした。


by cembalonko | 2019-03-03 23:11 | 公開講座報告 | Comments(0)

「教会と音楽」第6回エストニア終了!と個人的な雑感・・・

昨日、アイトラベル主催「教会と音楽」第6回エストニアが、
無事に終了いたしました。
いらしてくださった受講者の皆様方、
在日エストニア大使館の須原様に、心より御礼申し上げます。
そして担当の尾芝さん、今回もありがとうございました。

今回のテーマ、私にとっても未知のことが多く、
数か月それで頭一杯だったほど、いい勉強をさせていただきました。
ただ、最後まですっきりしなかったのは、
私が主に扱っている17・18世紀に関して、
ドイツ語を話すエストニアの支配者層ではなくて、
エストニア語を話すエストニア人の人々が、どの程度の音楽に触れられていたのか、
私が知りたいレベルまで到達できた実感がなかった、ということです。

もちろん、お題としていただいていた「歌の祭典」の歴史的背景と、
エストニア独立に音楽が果たした役割を解き明かすことはできたと思います。
ですが、肝心な自分のテリトリー(17・18世紀)では、
やはりドイツ語話者の話にしかならなかった。
その分野の専門家でもない者が当たれる資料に限界があるのは
仕方がなかったとしても・・・

知れば知るほど、どんどん自分の無知は暴かれていきます。
今はちょっと、しり込み~な気分。こういう時は、早く寝ましょう~
またネジ巻きなおして頑張りまっす!





by cembalonko | 2019-02-17 23:55 | 公開講座報告 | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 料理×古楽 同人誌発売中!

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 料理×古楽 終了いたしました!
(全6回・歴史的再現料理を味わいながら、古い時代の音楽について知るセミナー)

2018年に行ったセミナー6回の内容をまとめた同人誌、発売中です!
イタリア、スイス、ベルギー、ドイツ、スペイン、フランス…
音楽と旅する本『古楽でめぐるヨーロッパの古都』に登場する街6カ所を巡り、
そこで作曲された音楽を聴きながら、
作曲家も食べたかもしれない!?歴史的再現料理を味わいます。
会場は、都会のオアシス、松本記念音楽迎賓館
お腹も知性も満たされること間違いなし!

お話:渡邊温子(チェンバロ奏者、武蔵野学院大学・大学院講師、『古楽でめぐるヨーロッパの古都』著者)
調理:遠藤雅司(<音食紀行>主宰、『歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる』著者)
会場:松本記念音楽迎賓館(東京都世田谷区2-32-15)各回12:30開宴 
参加費:各回 アルコール有り¥5,000 アルコール無し¥4,000
お申込み・お問合せ cembalonko♪gmail.com (♪をアットマークに替えてください)
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第1回 2018年1月28日(日)12:30開宴
ヴェネツィア(18世紀イタリア、ヴィヴァルディの時代)終了!

第2回 2018年4月21日(土)12:30開宴
ザンクト・ガレン(中世スイス、単声聖歌の時代)終了!

第3回 2018年6月17日(日)12:30開宴
アントウェルペン(17世紀ベルギー、ルーベンスの時代)終了!

第4回 2018年7月28日(土)12:30開宴
リューベック(17世紀ドイツ、ブクステフーデの時代)終了!

第5回 2018年9月2日(日)12:30開宴
セビーリャ(16世紀スペイン、大航海時代)終了!

第6回 2018年10月27日(土)12:30開宴
ヴェルサイユ(18世紀フランス、ルイ14世の時代)終了!

by cembalonko | 2018-10-30 14:23 | 公開講座報告 | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第6回 ヴェルサイユ 終了!

「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」第6回ヴェルサイユ、終了いたしました。
いらしてくださった皆様方には、心より御礼申し上げます。
6回シリーズの中で、何度もリピートしてくださった皆様方(最高なんと5回!)、
もう・・・感謝のハグでございます・・・ありがとうございました!!!

このイベントは、毎回あるヨーロッパの街をとりあげ、
その地で食されていた歴史的再現料理をいただき、
現地の風景の画像を見ながら、いにしえの音楽についてのお話を楽しむもので、
今回は、ルイ14世時代のヴェルサイユにタイムトラベルしました。
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ここは世田谷・・・じゃなくて、ヴェルサイユ!(と暗示をかける)

下戸の私(笑)がセレクトしたワインは・・・
ルイ14世が好んだというブルゴーニュの赤ワイン、
ハンガリーのトカイ産貴腐ワインをご用意いたしました。

・トカイ・サモロドニ・スイート(白 貴腐ワイン)
原産国:ハンガリー 原産地:トカイ タイプ:白極甘口
ぶどう品種:フルミント、ハールシュレヴェリュー 他
・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(赤ワイン)
原産国:フランス 原産地:ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ タイプ:赤フルボディ
ぶどう品種:ピノ・ノワール
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空になる前に撮っておけばよかった・・・www

お料理は18世紀ヴェルサイユ料理、5品でした。(お料理写真撮影:bahhaさん)

01.マグロのマリネ
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02.ヒラメのホワイトソースがけ
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03.シャンヴァロン風豚肉とジャガイモの煮込み
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04.牛とキャベツのトマト煮込み
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05.コメルシー風マドレーヌ
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私たちは毎回、朝10時前に会場に入り、準備をしていました。
音食紀行の遠藤さんとお料理スタッフのbahhaさんは厨房にこもり、
私は会場設営。テーブルセッティング(クロス・カトラリーをチェック、
クロスをかけナプキンとカトラリーを並べる)、
プロジェクター、CDプレーヤーを所定の位置に配置、
資料の準備、受付と物販の会計なども担当しました。
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前半のお料理コーナーでは、お料理とともに
遠藤さんの興味深い食材やお料理のお話がきけました。
私はサービングに回るので、ちょこっとしか聞けないので残念!
(内容が掲載される同人誌に期待!)
今回のお料理も大好評でした。やっとトマトもジャガイモも登場して(18世紀)
この6回シリーズの中では、一番現代に近いお料理だったような気がします。

後半の音楽のお話コーナーは、昨日は50分くらいになってしまって
はしょり気味でしたが、ルイ14世の音楽まみれの毎日について。
最後にマリー・アントワネットについても少し触れました。
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さて、今年6回にわたってお届けしてまいりました
「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」最終回が終了いたしました。
一緒にイベントを作り上げ、より良い方向に育ててきた
音食紀行の遠藤雅司さん、毎回みごとなプロの手さばきを見せてくださった調理サポートのbahhaさん、
一緒にできて本当に楽しかったです!ありがとうございました!
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なお、「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」
6回シリーズをまとめた同人誌が、2018年年末ごろに出ます!
お料理レシピは5品×6回で、なんと30品!!!
それに遠藤さんの食に関するエッセイと、私の音楽のお話が掲載されます!
ぜひ、楽しみにお待ちくださ~い♪(原稿書かねばー💦)


by cembalonko | 2018-10-28 09:00 | 公開講座報告 | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第5回 セビーリャ 終了!

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第5回 セビーリャ、
お蔭様で盛会のうちに終了いたしました。
いらして下さった皆様方には、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
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<音食紀行>遠藤さんと ばっはさん 今日も快調!
===メニュー===

1.ほうれん草のクリーム煮
  ひよこ豆やベーコンの入ったやさしいお味

2.アホ・ブランコ
  白いガスパチョらしい
  まかないまで残らず味見できなかった 泣;;
  アホとはにんにくのこと。
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語りまくる遠藤さん
3.鶏のマンハル・ブランコ
  「ブランコ」は白という意味。この通り、真っ白!そして甘い!
  食べたことの無い味。でも美味しい!
  これに綺麗な黄緑色の酸味の利いたソースをかけていただきます
  (ソースにはオリーブオイル、レモンなどが入っている)
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4.白身魚のステーキ
  今回のお魚料理も、初めて出会う味。
  オレンジとライムとレモンのソースの鱈って想像できます???
  新たな感覚が開かれました〜!

5.アロス・コン・レチェ
  ライスプディング。ドイツでいうミルヒライス(お米を牛乳とお砂糖で煮る)
  レモンの皮やシナモンが利いていて、美味しかった!

===レクチャー===
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1.街と地域の歴史

2.イスラムとキリスト教建築の融合
  オルガニスト コレア・デ・アラウホ(c.1584-1654)が活躍した教会は、
  彼が務めていた頃はまだ、モスクの建物がそのまま
  大聖堂として使われていた。
  ♪音楽♪ アラウホ《第2旋法によるティエント・デ・メディオ・レヒストロ・ドス・ティプレス》
      (タイトル長っ)
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3.アンダルシアのマリア信仰と音楽
  アンダルシア地方では、キリストの受難に対して、
  聖母マリアが亡くなり昇天する劇が演じられていたそうです。
  ♪音楽♪ フランチェスコ・ゲレーロ(1528-1599)めでたし、この上なく聖なる乙女よ》ほか
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4.新大陸から伝わった音楽
  サラバンダ
  チャコーナ バッハは無伴奏ヴァイオリンのための《シャコンヌ》を書いているが、
        もともとはチャコーナという舞踏歌。ダンスのリズムが中南米から伝わった。
  ♪音楽♪ サンティアゴ・デ・ムルシア(1673–1739)《浜辺のハカラ》
       タルクィニオ・メルーラ(1607-1616)《チャコーナ》

5.スペインの世俗音楽
  ♪音楽♪ フアン・デル・エンシーナ(1469-1533)《今日は食べて飲もう!》

次回は10月27日(土)最終回ヴェルサイユです。ぜひお越しくださいませ!
     

by cembalonko | 2018-09-04 00:31 | 公開講座報告 | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第4回 リューベック 終了!

「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」第4回リューベックが終了いたしました。
当日は台風上陸の予報。しかし悪天候の中、
お一人の欠席者もなく開催できたことを、心より御礼申し上げます。
ご参加の皆様方、本当にありがとうございました。

心配された台風ですが、皆様がお帰りになるころから
少しずつ風雨が強まって参りました。
何とかもってくれたのでは・・・と、胸をなでおろしました。

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厨房は今日も全開!
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テーブルセッティング

本日のお料理は、①ルッコラのサラダ ②北ドイツ風お魚のスープ煮 ③白身魚のムニエル
④豚肉のクリーム和え ひよこ豆添え ⑤リンゴのベリー煮
お飲み物は、ボルドーワイン(赤・白)、17世紀リューベック風フレーバーウォーター
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ルッコラのサラダとフレーバーウォーター ベリーのピンク色が可愛い♪
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お魚のスープ煮 4リットルが1.5リットルくらいになるまで煮込んであり、
とてもいい出汁がでています。
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オリーブオイルでカリカリに焼いたカレイの食感と、クリームソースが
よく合います。「焼き立てをすぐ食べて!」(byばっはさん)
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プロの手さばきは、美しい!この会では、厨房に入ったら、みんなばっはさんに従うのが掟。
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豚肉のクリーム和え 散らされたひよこ豆が可愛らしい盛り付け♪
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左はデザートに、右はお魚のスープに・・・ 朝10時から仕込んでいます。
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そしてこちらも大好評だったデザート リンゴのベリー煮
「17世紀にガラスの器が使われていたかどうかは分かりません」(by遠藤さん)

お食事の後、10分休憩があり、その後にリューベックの街と音楽のお話。
リューベックといえば、音楽好きな人ならJ.S.バッハが若い頃に訪れ、
当地の大オルガニスト、ブクステフーデの指南を受けた街として有名です。
そのブクステフーデの音楽についてと、
なぜ北ドイツでオルガン音楽が目覚ましい発展を遂げたか、という
時代背景のお話を、CD音源を使いながら解説させていただきました。
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第二次世界大戦前(右)と後(左)の聖マリエン教会
バッハが聴いたオルガンは、今はもう無く、20世紀にほぼ同じ位置にオルガンが建造された。

実は今回、<音食紀行>遠藤雅司さんも、サポートのばっはさんも、
海外から帰られたばかり。
そんなお疲れも見せず、歴メシ古都史上、最も美味しいお料理を作ってくださいました。
お料理コーナーの終わりには、お2人に向けた拍手が沸き起こりました!
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会場の2階ホールのイベントが中止だったので、
短い見学ツアーを。オルガンの実物を見ていただけて良かったです。

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都、残すは2回。
9月2日(日)セビーリャ(スペイン)と10月27日(土)ヴェルサイユ(フランス)。
贅沢なつくりの洋館で、歴史的再現料理のフルコースが食べられてレクチャーも聞ける!
とてもお得なイベントだと思います。
まだいらしたことの無い方も、
ぜひ一度、ご体験いただければ幸いに存じます。
よろしくお願いいたします。

=== 余談 ===

f0018790_23021463.jpgそれほど呑めないのに、私がワイン調達係なのですが(笑)
本日お出ししたワインはドイツワインではなく、
フランスのボルドーのワインでした。
それはなぜか・・・
以下をお読みください。
こちらのリンクの邦訳です)

リューベックのロートシュポン

中世以来、リューベックはフランスからのワインの集積地だった。陸路は長くて険しく、高価で危険だった。一方、北海やバルト海を通るフランスの船で運ばれたワインは、海路で運ばれることにより熟成してマイルドな味わいになることが、すでに早くから知られていた。またリューベックの海洋性気候の中で貯蔵されることで、さらに深い熟成を促した。この特別なフランスワインは、北ヨーロッパ全土で「リューベックのロートシュポン」と呼ばれるようになり(シュポンとは「木の樽」の意味)、ドイツ各地にも知られるようになった。そうした訳でリューベックは、ヨーロッパの中でも最も多くのワインが貯蔵され、取引される街となった。

以上です♪

(写真提供 五十嵐雅人さま 芦川侑美さま ありがとうございましたm(__)m)



by cembalonko | 2018-07-30 23:13 | 公開講座報告 | Comments(2)

『古楽でめぐるヨーロッパの古都』第20クール 終了いたしました!

連日の暑さで、脳の回路はメモリの足りないパソコンのごとし。
急いで行動できないし、いろいろやらかすし・・・困ったものだ・・・

そんな中ではありますが、本日、『古楽でめぐるヨーロッパの古都』講座
第20クール全5回を、無事に終了することができました。
今日のテーマはヴェネツィア。過去最大のご参加者に恵まれました。
ご参加くださった皆様方には、心より御礼申し上げます。
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今回も拙著の各章をテーマに、毎回新しい話題を必ず入れることを目標にしてきました。
以前調べたはずなのに、頭に入っていないところを見直すきっかけになっています。

秋からは、著書に出ていない街を取り上げる計画です。
日程は、9月13日、27日、10月18日、11月1日、15日です。

今日は家族の夕食がいらないので、
一人でピザ食べにいって打ちあがります!
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皆様、本当にありがとうございました\(^o^)/

====公開講座報告====

タニタ楽器北浦和東口センター 春の講座
『古楽でめぐるヨーロッパの古都』(その4)
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タニタ楽器 北浦和東口センターの音楽講座は、おかげさまで第20期を迎えました!
書籍『古楽でめぐるヨーロッパの古都』をテキストにした4回目。
作曲家ゆかりの「街」での音楽活動の様子や作曲家の生きざまを、
歴史や時代背景とともに探っていきます。
チェンバロの生演奏とCD音源で、テキストに登場する音楽もたっぷりお楽しみいただきます。
一回ずつ完結の講座ですので、ご都合やご興味に合わせてのご参加もお待ちしております。
(各木曜日・10:30-12:00)

第1回 5/31 第6章 クレモナ(イタリア)終了!
ヴァイオリン製作と北イタリアの宮廷
第2回 6/14 第7章 ツェルプスト(ドイツ)終了!
大都市からの客演奏者たち
第3回 6/28 第8章 マンハイム(ドイツ)終了!
J.C.バッハの成功と失恋
第4回 7/12 第9章 ヴェルサイユ(フランス)終了!
ダンスが好きな国王たち
第5回 7/26 第10章 ヴェネツィア(イタリア)終了!
ヴィヴァルディにライバル登場!

● 会場  タニタ楽器浦和支店北浦和東口センター(JR北浦和駅より徒歩4分)
● 受講料 5回シリーズ受講 ¥12,000(2名様同時申込みで1名\10,000
  ※1回毎の受講の場合、\2,500(2名様同時申込みで1名\2,000)
● お問い合わせ・お申し込み タニタ楽器浦和支店 Tel. 048-831-0910


by cembalonko | 2018-07-26 18:38 | 公開講座報告 | Comments(0)

音楽で再現する ルイ14世の1日 終了しました。

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無事(?)に終了いたしました!
実は、主催者の借りていたセミナールームの
鍵が開かない事件勃発!・・・で、
レトロな雰囲気の素敵なカフェにて
80分のトークショーと相成りました。
人生、いろんなことが起こるなぁ!(笑)

===公開講座報告===

『音楽で再現する ルイ14世の一日』


時代、楽器、作曲家を旅するように味わう1時間15分。
● 日時 2018年6月25日(月)18:30-19:45
● 会場 六本木グランドール・マンション2F 202号室(六本木駅2番出口徒歩2分、東京都港区六本木7丁目18-6)
そうそう、この会場、要注意です!!!


by cembalonko | 2018-06-25 23:27 | 公開講座報告 | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第3回 アントウェルペン 終了!

無事終了いたしました。ご来場くださった皆様方、ありがとうございました。
また、会場の松本記念音楽迎賓館・館長の横田様、いつも温かいサポートに、
心より御礼申し上げます。(以下、料理の写真=小川涼子さん撮影、それ以外=鈴木真紀子さん撮影)

今回は、前半にお料理5品を召し上がっていただき、
後半にアントウェルペンについてのレクチャーをしました。
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17世紀・アントウェルペンのお料理メニュー

1.ワーテルゾーイ(ポタージュ・ファン・キケーネン、鶏肉のポタージュ)
2.アスパラガス フランドル風
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3.キノコのソテー アントウェルペン1668
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4.カルボナードフラマンド
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5.りんごのタルト フランドル1612
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他 アントウェルペンのスイーツ
17世紀アントウェルペン風フレーバーウォーター

お話は、初めに15-17世紀のアントウェルペンの歴史をざっくりと、
そのあと、活躍した画家や音楽関係者についてのお話をしました。
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キーワードは「聖ルカ・ギルド」
もともとは画家の同業者組合でしたが、
ルーベンスやヴァン・ダイクといった
名だたる画家の名前が連なっているだけでなく、
チェンバロの名工ルッカース一族も同じギルドに所属していました。
そのため、名工たちは、すぐれた画家の一族から妻を迎えることが多かったのです。

ほかには、当時食されていたものが多く描かれている静物画や、
市井の人々の生活を描いた風俗画に描かれたものの象徴について、などのお話も。
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物販のコーナー

次回は北ドイツ・リューベック。ハンザ同盟で発展を遂げ、
ブクステフーデなどの名オルガニストを生んだ街です!
ぜひお越しくださいませ!
7月28日(土)12:30-15:00 @松本記念音楽迎賓館
お問合せ・お申込みはこちら
またはcembalonko♪gmail.com  まで (♪をアットマークに替えてください)



by cembalonko | 2018-06-19 00:19 | 公開講座報告 | Comments(0)