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ジョセフ・ガショー氏リサイタル&公開講座(企画と通訳)終了しました。

ご参加いただきました皆様方に、心より御礼申し上げます。
昨日(3月2日)日本チェンバロ協会2018年度特別例会
ジョセフ・ガショー リサイタル&公開講座が、無事に終了いたしました。

ガショー先生(って誰!?って感じなんで💦ジョーでいいよね)の演奏は
4年前よりますます磨きがかかって、素晴らしかった。
呼び捨てにしてても、ますます尊敬する演奏家です。
レクチャーとレッスンは、教える立場の者にとって、学ぶことが多かったです。

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雑感なので、ブログに書くことにしました。

チェンバロを勉強すること、古楽について知ることって、
とかく学究的になりやすい。
私自身も、学術的に裏付けのとれたことを、
その道の専門家に伺うことは大好きで、
機会があれば公開講座などに足を運びたいと思っている派です。

今回、ジョーの公開講座をオルガナイズするにあたって、
彼が挙げてきたテーマ(チェンバロとリュート/ギターとのつながり)について、
私は、近い過去に先例があること、
そしてそれらがかなり学究的な内容だったことが、気にかかっていました。

2017年8月 坂本龍右氏による
「リュート・タブラチュアから探る16,17世紀の鍵盤音楽の解釈」
2018年5月 水戸茂雄氏による
「クラヴサンへの影響~リュートによるノン・ムジュレとスティル・ブリゼ~」

しかし昨日の公開講座を聴いて、
それが杞憂であったことに気づかされました。

ジョーのアプローチの根幹は、本当に基本的なこと、
どう「音楽」を作っていくか。
「リュート・ギターとのつながりを通して」というのは単に素材にすぎず、
それを使って、チェンバリストだけでなく、
音楽家には誰でも必要なもの、普遍的なものを共有してくれたのです。

リュートタブラチュアの読み方が分からなくても、
古楽術語が分からなくても、
彼のあふれるような、音楽へのアプローチのアイデアや、
インスピレーションを得るアイデアは、
誰にでも受け取れ、実践しうるものだった。
しかし、要求水準はとても高いもので、
だから初級者からプロまでが、多くを学べる機会になったのだと思います。

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さて、運営側として。
2月以降、気をもみっぱなしでした。
通奏低音の受講者が集まらなかったり・・・
スケジュールを開けておいていただいた
ソリストのお2方に演奏していただく機会がなくなるかも!?だったり・・・
じゃあどうする!?とか・・・
一週間前まで赤字不可避っぽい状況だったり・・・

最後に、通訳として。
トリトヌスの日本語訳が出てこなかったり・・・
勘違いしていたところがあったかもしれないと思ったり・・・
悶々・・・
でも昨日はあれで精一杯だったよね・・・

以上、雑感でした。


by cembalonko | 2019-03-03 23:11 | 公開講座報告 | Comments(0)