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# by cembalonko | 2019-08-14 09:34 | 日々のいろいろ | Comments(0)

「教会と音楽」第6回エストニア終了!と個人的な雑感・・・

昨日、アイトラベル主催「教会と音楽」第6回エストニアが、
無事に終了いたしました。
いらしてくださった受講者の皆様方、
在日エストニア大使館の須原様に、心より御礼申し上げます。
そして担当の尾芝さん、今回もありがとうございました。

今回のテーマ、私にとっても未知のことが多く、
数か月それで頭一杯だったほど、いい勉強をさせていただきました。
ただ、最後まですっきりしなかったのは、
私が主に扱っている17・18世紀に関して、
ドイツ語を話すエストニアの支配者層ではなくて、
エストニア語を話すエストニア人の人々が、どの程度の音楽に触れられていたのか、
私が知りたいレベルまで到達できた実感がなかった、ということです。

もちろん、お題としていただいていた「歌の祭典」の歴史的背景と、
エストニア独立に音楽が果たした役割を解き明かすことはできたと思います。
ですが、肝心な自分のテリトリー(17・18世紀)では、
やはりドイツ語話者の話にしかならなかった。
その分野の専門家でもない者が当たれる資料に限界があるのは
仕方がなかったとしても・・・

知れば知るほど、どんどん自分の無知は暴かれていきます。
今はちょっと、しり込み~な気分。こういう時は、早く寝ましょう~
またネジ巻きなおして頑張りまっす!





# by cembalonko | 2019-02-17 23:55 | 公開講座報告 | Comments(0)

2019年初めての更新です!今頃すみません…(^^;

2018年から2019年へ…この年末年始、というより
すでに昨年の下半期から余裕のないスケジュールがつづき、
ごあいさつの投稿もできず、申し訳ありません。
2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

この年末年始は、21年ぶりにイタリアを訪れました。
ヴェネツィアとフィレンツェに4泊ずつで、
イタリアの美術・建築そして音楽を堪能してきました。
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ヴェネツィア スキアヴォーニ河岸
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ヴェネツィア ドゥカーレ宮殿
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ヴェネツィアの象徴 有翼の獅子の像

ヴェネツィアは拙著『古楽でめぐる…』で一章を割いたので
自分的には下準備ばっちり!のつもりでしたが・・・
行く教会ごとにある、美術史の教科書に出てくるような名画の山、
街中をめぐる小さな運河にかかる 半円を描く階段状の小橋、
人がすれ違うことができないほどの、石畳の狭い路地。
見るものすべてが、知的刺激に満ちていました。
後付けのように、ヴィヴァルディゆかりの地を訪ねて歩いたりも。
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ヴェネツィア スキアヴォーニ河岸

フィレンツェもヴェネツィアに勝るとも劣らない、教会や美術館めぐり三昧。
こちらは書籍に書いていない街ですが、
それにしても!史上初めてのオペラが上演されたのが
現在は絵画館で有名なピッティ宮殿だって、今知った・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
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フィレンツェ ピッティ宮殿

そしてやはり、ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)と
ジョットの鐘楼、聖ヨハネ洗礼堂のコンプレックスの印象は強かったですね~
早起きしてジョットの鐘楼にゼイゼイ言いながら登り、
そこから見た、朝日を斜めに浴びるレンガ色の大聖堂のドーム屋根は
本当に美しかったです。
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フィレンツェのドゥオーモ ジョットの鐘楼より

ところで大聖堂のファサードは、現在の形になってから
まだ100年くらいしかたっていないそうです。
今回初めて知ったのですが、イタリア独立に際して、
フィレンツェが最も輝かしかったダンテの時代に戻す、
というプロジェクトによって、鐘楼と洗礼堂と調和したデザインになったとのこと。
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フィレンツェ ドゥオーモのファサード
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フィレンツェ ミケランジェロ広場より

イタリア2都市で、デジカメのメモリカードが足りなくなるほど撮影した写真は、
これから音楽講座などのイベントで、たくさん役に立ってくれそうです。
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ヴェネツィア 運河沿いのヴィラ





# by cembalonko | 2019-01-17 01:30 | 日々のいろいろ | Comments(0)

中世の宴に迷い込んで。

演奏も講座も、今年は少し落ち着いたので
(あー!原稿の締め切りがまだひとつあったー!ってのは忘れて…)
今週末はいろんなイベントに参加してみてます。

今日はコストマリー事務局主催
「一葉の旋律、ある冬至の物語~中世欧州とその音楽~」に
お邪魔してきました。

カルミナ・ブラーナ(オルフのじゃなくてホンモノの方)や
聖母マリアのカンティガ集などの中世の歌と器楽曲を、
蝋燭の光だけの中で聴く・・・というイベントでした。

ドアを開けて薄暗い会場に入ったとたんに漂ってくる、
ハーブの香り(多分ローズマリー?)。異界の入り口感満載でワクワク。
そして暗い中、階段を下りていくと、あ、なんか踏んだ!(゚Д゚;)ギョ!
踏んだのはハーブの葉っぱ。床のそこかしこに撒いてあり、
昔はそれを踏んで良い香りを漂わせていたのだとか!
香りのもとはこれだったんですね~

Sally Lunnさんと近藤治夫さんによる、
中世の物語歌を中心とした演奏。
ハーディーガーディー、バグパイプ、
プサルテリウム、ハープ、笛といった楽器と歌の演奏が、
語り部の白沢達夫さんのやさしいお声の解説とともに流れると、
もうそこは、中世のある冬の夜に・・・
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蜜蝋燭の光 蜜蝋燭は当時高級品で、庶民は獣脂による灯りを使用していたそう

休憩時間には、歌詞の中に出てくるものと関連した
中世のお料理がふるまわれました。
(兎の丸焼きを一人で平らげてしまったダメ男の話とか、
女中が隠したTボーンステーキが聖母の奇跡によって
引き出しから飛び出してくる話とか・・・
なんじゃそりゃ!なんだけどあるのよ、そういう歌が!)
・兎肉の串焼き+中世アラブのソース(ラベンダー入り)
・ラム肉Tボーンステーキ
・ミンスパイ(中世の甘い豚ひき肉のパイと現代イギリスのレシピのもの) etc...
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兎の串焼きとミンスパイ 左半分が中世風、右半分が現代イギリスだそうです

私はミンスパイにとっても惹かれていたのですが、
展示してあるレアなCDをあさっている間に、
中世の方のミンスパイ、食べ損ねました~(´;ω;`)ウゥゥ
でもいいんです!大事な資料たくさんゲットできたし!出費しちゃったしー!(笑)

参加して本当に楽しかったです。
私がやりたいと思っていることの「理想形」だと思いました。
今年、音楽と風景と食のイベントを何度もやってきたのは、
ある時・ある場所にタイムスリップできる空間を提供したかったからなんですね。
当時の香り、味、空間、音、そんなものをひっくるめて再現出来たらなぁ、
というのが、夢なのです。

今回のイベントは、その要素がみんなそこにあった。
まず香り、そして暗がりに蝋燭のみという空間。
そうだ、食べる前に「手洗いの儀式」っていうのもやりました。
中世は手づかみで食べていたので、手を清めることは必ずやっていたとのことで。
そして当時の音楽を、中世のヨーロッパの言葉で聴く。
現代から遠い時代の方が、イマジネーションがかきたてられるものなのかも。
本当に素敵でした☆彡 来年はどなたか一緒に行きましょう!



# by cembalonko | 2018-12-15 22:27 | 知的好奇心 | Comments(0)