歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第5回 セビーリャ 終了!

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第5回 セビーリャ、
お蔭様で盛会のうちに終了いたしました。
いらして下さった皆様方には、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
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<音食紀行>遠藤さんと ばっはさん 今日も快調!
===メニュー===

1.ほうれん草のクリーム煮
  ひよこ豆やベーコンの入ったやさしいお味

2.アホ・ブランコ
  白いガスパチョらしい
  まかないまで残らず味見できなかった 泣;;
  アホとはにんにくのこと。
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語りまくる遠藤さん
3.鶏のマンハル・ブランコ
  「ブランコ」は白という意味。この通り、真っ白!そして甘い!
  食べたことの無い味。でも美味しい!
  これに綺麗な黄緑色の酸味の利いたソースをかけていただきます
  (ソースにはオリーブオイル、レモンなどが入っている)
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4.白身魚のステーキ
  今回のお魚料理も、初めて出会う味。
  オレンジとライムとレモンのソースの鱈って想像できます???
  新たな感覚が開かれました〜!

5.アロス・コン・レチェ
  ライスプディング。ドイツでいうミルヒライス(お米を牛乳とお砂糖で煮る)
  レモンの皮やシナモンが利いていて、美味しかった!

===レクチャー===
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1.街と地域の歴史

2.イスラムとキリスト教建築の融合
  オルガニスト コレア・デ・アラウホ(c.1584-1654)が活躍した教会は、
  彼が務めていた頃はまだ、モスクの建物がそのまま
  大聖堂として使われていた。
  ♪音楽♪ アラウホ《第2旋法によるティエント・デ・メディオ・レヒストロ・ドス・ティプレス》
      (タイトル長っ)
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3.アンダルシアのマリア信仰と音楽
  アンダルシア地方では、キリストの受難に対して、
  聖母マリアが亡くなり昇天する劇が演じられていたそうです。
  ♪音楽♪ フランチェスコ・ゲレーロ(1528-1599)めでたし、この上なく聖なる乙女よ》ほか
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4.新大陸から伝わった音楽
  サラバンダ
  チャコーナ バッハは無伴奏ヴァイオリンのための《シャコンヌ》を書いているが、
        もともとはチャコーナという舞踏歌。ダンスのリズムが中南米から伝わった。
  ♪音楽♪ サンティアゴ・デ・ムルシア(1673–1739)《浜辺のハカラ》
       タルクィニオ・メルーラ(1607-1616)《チャコーナ》

5.スペインの世俗音楽
  ♪音楽♪ フアン・デル・エンシーナ(1469-1533)《今日は食べて飲もう!》

次回は10月27日(土)最終回ヴェルサイユです。ぜひお越しくださいませ!
     

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# by cembalonko | 2018-09-04 00:31 | 公開講座報告 | Comments(0)

狂言講座第二回に参加してきました!

旅行会社 i-Travel主催の狂言講座第二回に参加してきました。
講師は十世三宅藤九郎先生。
この日は(8月19日)舞台の造りや、実際に狂言の演目を見るにあたっての
鑑賞ポイントを中心に解説を伺いました。
お稽古体験では、おめでたい謡(うたい)をほんの少し実演。
あれ〜?先生の声と音程が合わない…なぜだ〜?!
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初めになんと!十世三宅藤九郎先生と和泉元彌さんとの撮影タイムあり📷緊張~💦

さて、この日は最後に、前回から疑問に思っていたことを質問。
西洋ではオペラが生まれたあたりの時、言葉と音楽の関係について、
どの国でも盛んに議論されました。
言葉をメロディに載せていくときの方法論が戦わされたわけです。
(だからイタリアとフランスのオペラは全く違う発展の仕方をしたんですけどね)

狂言の場合、せりふの二音節目が高くなり、後は下がっていくという「型」は、
現代語はもちろん、狂言の基となった室町時代の日常語とも異なっていたのではないか。
そしてそれが時に言葉を理解しにくくしているのではないか。
そうしたことについての議論が、歴史上に起こらなかったのかどうかを伺ってみました。

結論は、狂言の世界ではそのような議論はおこらなかった、とのこと。
その理由は、
①もともとは神事だったから
②言葉(単語一つ一つ)の意味よりも、声の表情、ニュアンス、間といったもので、
言葉を超えて伝わるものが大きいから(問題にならなかった)とのことでした。

西洋の芸術は、まず理論ありき、と私は思っています。
日本では、理論よりも感性。感性を究極まで研ぎ澄まし、
それを頼りに芸を磨いていくものなのだなあ、と改めて納得。
もしかしたら西洋の楽人たちの間でも(世襲で器楽奏者をしていたファミリーは多い)、
実は楽譜だけに頼らず、口伝に近い形=実践を通してだけ伝えられていった
奏法もあったのかもしれない、と思うに至りました。

☆彡今日の覚えておきたい言葉☆彡

「外からの刺激(大音響・派手な照明・派手な衣装など)で呼び起こされるものは、
刺激がなくなれば消えてしまう。
しかし人それぞれの内面に呼び起こされたものは、消えることがない。
狂言とは、人の想像力によって、心の内面に起こる現象を見るもの。」
-能舞台には松の木が一本描かれているだけで、どんな場面でも背景が変化しない。
シンプルな舞台であることについての解説より。
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今日の会場 浄土宗法真寺 上の像、マリア様ではない

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こっちも、天使ではない(笑)

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三宅藤九郎先生 狂言師はお化粧をしないのだそうですが、お美し~💕



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# by cembalonko | 2018-08-23 21:57 | 知的好奇心 | Comments(0)

サーカスのち中華街のちフェルメール

先週末は横浜で、充実した一日を過ごしました。
きっかけは某新聞社からサーカスの招待券。
大量にもらったのは良いけれど、終了期限が近く、
急遽行くことに。

ボリショイ・サーカス、前にも行ったことがありますが、
やはりシルク・ドゥ・ソレイユの影響は免れないのか、
衣装も演出も綺麗で、大人が見ても楽しめました。
動物は熊の一人芸と、猫、犬、モンゴル風曲乗りの馬。
猫は何をしても可愛い♪犬もモフモフのプードルが
背の順に並んで行進するところとか、芸以前に可愛い♪
もちろん、迫力のアクロバットも充分堪能。

お昼は中華街の、オーダーバイキングのお店へ。
特に高級食材も、驚くような珍しい調理法も無かったけれど、
オーダーしてからの作りたてがいただけるのは嬉しかったです。
エビチリ、豆腐の蟹肉餡掛け、海鮮と野菜の炒め、
飲茶6種、タンタン水餃子、ピータン入りお粥、
牡蠣入り中華麺などなど…
(食べ過ぎて、その日の夕飯はスムージーだけに…)
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食後はフェルメール展へ。
フェルメール全37作品見られる、っていっても
どうせ複製だし…と期待薄で赴いたのですが、
侮るなかれ。年代順に見ていくと、
同じような構図・モチーフを複数の作品に 
利用していることが、よく分かります。
そして、全作品を見終わったあとに、
パネルによるモチーフの解説や、
ビデオによる一つ一つの作品解説がされていて、
結構フェルメールに詳しくなったような気がします。
美術作品、本当にいろいろな見せ方があるのですね!
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私達的には、この日のベストはやはり、
中華のランチ!🎉 花より団子なのでした🍡(笑)


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# by cembalonko | 2018-08-07 17:57 | 週末のお出かけ | Comments(0)

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都 第4回 リューベック 終了!

「歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都」第4回リューベックが終了いたしました。
当日は台風上陸の予報。しかし悪天候の中、
お一人の欠席者もなく開催できたことを、心より御礼申し上げます。
ご参加の皆様方、本当にありがとうございました。

心配された台風ですが、皆様がお帰りになるころから
少しずつ風雨が強まって参りました。
何とかもってくれたのでは・・・と、胸をなでおろしました。

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厨房は今日も全開!
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テーブルセッティング

本日のお料理は、①ルッコラのサラダ ②北ドイツ風お魚のスープ煮 ③白身魚のムニエル
④豚肉のクリーム和え ひよこ豆添え ⑤リンゴのベリー煮
お飲み物は、ボルドーワイン(赤・白)、17世紀リューベック風フレーバーウォーター
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ルッコラのサラダとフレーバーウォーター ベリーのピンク色が可愛い♪
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お魚のスープ煮 4リットルが1.5リットルくらいになるまで煮込んであり、
とてもいい出汁がでています。
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オリーブオイルでカリカリに焼いたカレイの食感と、クリームソースが
よく合います。「焼き立てをすぐ食べて!」(byばっはさん)
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プロの手さばきは、美しい!この会では、厨房に入ったら、みんなばっはさんに従うのが掟。
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豚肉のクリーム和え 散らされたひよこ豆が可愛らしい盛り付け♪
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左はデザートに、右はお魚のスープに・・・ 朝10時から仕込んでいます。
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そしてこちらも大好評だったデザート リンゴのベリー煮
「17世紀にガラスの器が使われていたかどうかは分かりません」(by遠藤さん)

お食事の後、10分休憩があり、その後にリューベックの街と音楽のお話。
リューベックといえば、音楽好きな人ならJ.S.バッハが若い頃に訪れ、
当地の大オルガニスト、ブクステフーデの指南を受けた街として有名です。
そのブクステフーデの音楽についてと、
なぜ北ドイツでオルガン音楽が目覚ましい発展を遂げたか、という
時代背景のお話を、CD音源を使いながら解説させていただきました。
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第二次世界大戦前(右)と後(左)の聖マリエン教会
バッハが聴いたオルガンは、今はもう無く、20世紀にほぼ同じ位置にオルガンが建造された。

実は今回、<音食紀行>遠藤雅司さんも、サポートのばっはさんも、
海外から帰られたばかり。
そんなお疲れも見せず、歴メシ古都史上、最も美味しいお料理を作ってくださいました。
お料理コーナーの終わりには、お2人に向けた拍手が沸き起こりました!
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会場の2階ホールのイベントが中止だったので、
短い見学ツアーを。オルガンの実物を見ていただけて良かったです。

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都、残すは2回。
9月2日(日)セビーリャ(スペイン)と10月27日(土)ヴェルサイユ(フランス)。
贅沢なつくりの洋館で、歴史的再現料理のフルコースが食べられてレクチャーも聞ける!
とてもお得なイベントだと思います。
まだいらしたことの無い方も、
ぜひ一度、ご体験いただければ幸いに存じます。
よろしくお願いいたします。

=== 余談 ===

f0018790_23021463.jpgそれほど呑めないのに、私がワイン調達係なのですが(笑)
本日お出ししたワインはドイツワインではなく、
フランスのボルドーのワインでした。
それはなぜか・・・
以下をお読みください。
こちらのリンクの邦訳です)

リューベックのロートシュポン

中世以来、リューベックはフランスからのワインの集積地だった。陸路は長くて険しく、高価で危険だった。一方、北海やバルト海を通るフランスの船で運ばれたワインは、海路で運ばれることにより熟成してマイルドな味わいになることが、すでに早くから知られていた。またリューベックの海洋性気候の中で貯蔵されることで、さらに深い熟成を促した。この特別なフランスワインは、北ヨーロッパ全土で「リューベックのロートシュポン」と呼ばれるようになり(シュポンとは「木の樽」の意味)、ドイツ各地にも知られるようになった。そうした訳でリューベックは、ヨーロッパの中でも最も多くのワインが貯蔵され、取引される街となった。

以上です♪

(写真提供 五十嵐雅人さま 芦川侑美さま ありがとうございましたm(__)m)



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# by cembalonko | 2018-07-30 23:13 | 公開講座報告 | Comments(2)

『古楽でめぐるヨーロッパの古都』第20クール 終了いたしました!

連日の暑さで、脳の回路はメモリの足りないパソコンのごとし。
急いで行動できないし、いろいろやらかすし・・・困ったものだ・・・

そんな中ではありますが、本日、『古楽でめぐるヨーロッパの古都』講座
第20クール全5回を、無事に終了することができました。
今日のテーマはヴェネツィア。過去最大のご参加者に恵まれました。
ご参加くださった皆様方には、心より御礼申し上げます。
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今回も拙著の各章をテーマに、毎回新しい話題を必ず入れることを目標にしてきました。
以前調べたはずなのに、頭に入っていないところを見直すきっかけになっています。

秋からは、著書に出ていない街を取り上げる計画です。
日程は、9月13日、27日、10月18日、11月1日、15日です。

今日は家族の夕食がいらないので、
一人でピザ食べにいって打ちあがります!
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皆様、本当にありがとうございました\(^o^)/

====公開講座報告====

タニタ楽器北浦和東口センター 春の講座
『古楽でめぐるヨーロッパの古都』(その4)
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タニタ楽器 北浦和東口センターの音楽講座は、おかげさまで第20期を迎えました!
書籍『古楽でめぐるヨーロッパの古都』をテキストにした4回目。
作曲家ゆかりの「街」での音楽活動の様子や作曲家の生きざまを、
歴史や時代背景とともに探っていきます。
チェンバロの生演奏とCD音源で、テキストに登場する音楽もたっぷりお楽しみいただきます。
一回ずつ完結の講座ですので、ご都合やご興味に合わせてのご参加もお待ちしております。
(各木曜日・10:30-12:00)

第1回 5/31 第6章 クレモナ(イタリア)終了!
ヴァイオリン製作と北イタリアの宮廷
第2回 6/14 第7章 ツェルプスト(ドイツ)終了!
大都市からの客演奏者たち
第3回 6/28 第8章 マンハイム(ドイツ)終了!
J.C.バッハの成功と失恋
第4回 7/12 第9章 ヴェルサイユ(フランス)終了!
ダンスが好きな国王たち
第5回 7/26 第10章 ヴェネツィア(イタリア)終了!
ヴィヴァルディにライバル登場!

● 会場  タニタ楽器浦和支店北浦和東口センター(JR北浦和駅より徒歩4分)
● 受講料 5回シリーズ受講 ¥12,000(2名様同時申込みで1名\10,000
  ※1回毎の受講の場合、\2,500(2名様同時申込みで1名\2,000)
● お問い合わせ・お申し込み タニタ楽器浦和支店 Tel. 048-831-0910


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# by cembalonko | 2018-07-26 18:38 | 公開講座報告 | Comments(0)